1⃣ タイヤの空気圧
シティーサイクル(ママチャリ)は前輪やや低め後輪やや高めが基本。指で押して少し硬いくらいが目安。空気が少ないと転びやすくパンクもしやすい、また、ペダルが重くなったり、タイヤの寿命が短くなったりする。「リム打ちパンク」という段差に乗り上げたときにタイヤが潰れてチューブがリムと地面に挟まれて破裂する現象が起こりやすくなります。空気圧が高すぎるとタイヤがホイールから外れて破裂(バースト)するリスクが上がります。空気圧が低いとタイヤが地面に広く接して摩擦が増え、ペダルが重くなるります。 適正圧なら接地面が適度に小さくなり、スムーズに進む=疲れにくい状態になります。空気圧が適正だと、摩耗が減りチューブが潰れにくい ため、タイヤの寿命が長くなるとされています。空気は自然に抜けるため乗っていなくても空気圧は下がります。シティーサイクル(ママチャリ)だと1か月に一回から2週間に一回の点検が推奨されています。適正空気圧はタイヤの側面に書かれています。

2⃣ ブレーキの利き具合
ブレーキがの利き具合をチェックすることは「止まれるかどうか」=「命に直結する」ということです。ブレーキが正常に効かないと急停止できない、歩行者や車に衝突する、下り坂で制御不能になるといった重大事故につながります。ブレーキが利かなくなる原因は①ブレーキシューの摩耗・硬化。ゴムがすり減るとリムに十分に接触できず、制動力が大幅に低下します。ブレーキシューは溝が消えかけていたら交換時期です。②ブレーキワイヤーの伸び・サビ・切れ。レバーを深く握らないと効かない状態はワイヤーの伸びが原因。サビや劣化が進むと、強く握った瞬間に切れることもあり非常に危険です。レバーが深く入るとワイヤーが伸びており、軽く握るだけでブレーキが利くのも危険な事故の前兆です。③汚れ・油の付着。ブレーキ面に油や泥が付くと滑って止まれません。特に雨の日は効きが悪くなるため注意が必要です。雨でリムが濡れると、ブレーキは極端に効きにくくなることが知られています。濡れたリムが滑り「全く減速しない」危険な状況が起こり得ると警告されています。

3⃣ ライトの点灯
自転車のライトは、ただ前を照らすだけの道具ではありません。「自分が見るため」と同じくらい、 「周囲に自分の存在を知らせるため」の大切な安全装備です。ライトはブレーキやタイヤと並んで“最優先で確認すべき事項です。このためライトの向きは重要です。下向きだと手前しか照らせず、段差に気づきにくい、上向きだと対向車や歩行者の目を眩ませてしまうでしょう。以下のことをチェックしたいものです。①ライトは点灯するか。②ライトの向きは適正か。③明るさが弱くなっていないか。④配線や端子が抜けていないか。⑤後部の反射材、尾灯が見える状態か。

4⃣ サドルの高さ
サドルは乗っているうちに、少しずつ下がったり回ったりすることがあります。サドルが高すぎると、急ブレーキで足が地面に届きにくくなり危険です。低すぎると膝に負担がかかり、高すぎると腰が揺れて疲れやすくなります。高さはつま先、足裏が軽く地面につく高さがちょうどいいのです。信号などで止まるときにすぐに足を出せる高さが安心です。サドルが左右にぐらぐら揺れないかもチェックしましょう。

5⃣ 鍵の状態
施錠が固くないか、サビていないかをチェックしましょう。
6⃣ 荷物の固定
前カゴの荷物が重すぎるとハンドルが取られやすいので、荷物はネットやゴムで固定すると安心です。
7⃣ チェーンの状態をチェックする
たるみ・サビ・異音がないかをチェックします。たるんでいると漕ぎ出しでガクッとすることがあります。
🔷最後にひとこと🔷
自転車は便利な移動手段ですが、ちょっとした整備不良が大きな事故につながることがあります。毎回の「乗る前チェック」を習慣にするだけで、事故の多くは防げます。自転車は“乗る前の30秒”で安全性が大きく変わります。今日からぜひ、簡単なチェックを習慣にしてみてください。あなたの毎日の移動が、もっと安心で快適になりますように。
