うさぎのお食事にご招待！

飼育されているうさぎさんは、草食といえども草だけを食べているわけではありません。餌にどんな違いがあるのか比べながら、我が家のうさぎが食べているものを紹介します！

〇ペレット
一日二回のお食事はペレットを食べます。野菜がバランスよく配合されている固いフードです。商品によっての大きな違いは、子ウサギ用と成人うさぎ用があることと、小麦の配合量。小麦が多いと、お腹の中でグルテンが詰まってしまうので、極力少ない方が望ましいです。とはいえ、ペレットにするためには固めなくてはならず、多少の小麦が配合されるのは致し方ないのかもしれません。金額が安いペレットは小麦が多く、又うさぎ自身があまり好まないこともあります。反対に小麦の使用量を抑えたものは高くなる傾向にあります。我が家では双方のバランスを見て買うようにしています。

〇牧草（チモシー）
乾燥させた牧草です。一番刈り、二番刈りなど数字が付きます。数字が大きい二番、三番刈りは牛や馬用にも使われます。一番刈りは最も固く、咀嚼に時間がかかるため、うさぎの伸び続ける歯を削ることができます。生チモシーという、あまり乾燥させていないものも売られていますが、柔らかいため適度に与えるのがいいのかもしれません。とはいえうさぎが好むのは柔らかい牧草ですけどね！

〇おやつ
おやつというと色々な種類がありますが、穀物、果物、野菜などでしょうか。果物や野菜は生のままでも食べられますが、水分が多いためあげすぎないようにします。果物に関しては、糖度の高いもの、バナナなどはなるべく控え、こちらもあげるなら少量にとどめます。ビタミンや食物繊維など、ある栄養に特化したものも売っています。これは医師の指示があった時、あげる必要を感じたときのみで大丈夫だと思います。ちなみにうさぎといえばニンジン！というイメージがありますが、本人は特別好きなわけではないようです。我が家のうさぎはキャベツの方が好きと言っていました。

うさぎは食べることによって増え続けるお腹の毒素を分解しているので、一度のご飯を抜くだけでも命に関わります。そのためいつでも食べられるように牧草とお水は切らさず用意しておきます。
飼い主があげるご飯はこんなところですが、うさぎはひっそりとむしゃむしゃしているものがあります。床に敷いているもの、そう、新聞紙です。牧草そっちのけで新聞をくわえ、のけぞるようにしてビリビリにします。小さいころから破ってはむしゃむしゃ食べるのが好きな我が家のスノウちゃんですが、お医者さん的には食べても全然大丈夫らしいです。食感が好きなんでしょうか…。飼い主的には汚れないように敷いているので、段ボールも新聞も食べないでください、よろしくお願いします。