SNN #05-2

SUCCESS NET NOVEL #05

2025年2月   なろう等のネット小説で諸々成功した作品   愛及屋烏

幼女戦記

Continuation from last page. 05-1 https://no-value.jp/column/99831/

ターニャ・フォン・デグレチャフ (cv:悠木碧)

『幼女戦記』の主人公。本編開始時点では9歳。

かつては現代企業で人事の仕事をしていたサラリーマン(cv:鳥海浩輔)だったが、リストラを通告した社員に殺された挙句、神を名乗る存在Xにコンタクトされる。

しかし、後述の様に無神論者である彼は、目の前の存在が本物の神である可能性を全否定して、まともに取り合わなかった。                                                                               その「不信心」っぷりに怒った存在Xにより、「神への信仰を取り戻すように」と、魔法の存在するヨーロッパに似た、大戦争前夜の異世界に孤児、しかも女児として転生させられる。

WEB版ではDARKER THAN BLACKを視聴していたようなモノローグがある。                                    この前ターニャさんなる人物、対物ライフル、デグちゃんに撃ち抜かれてましたよね?という独白がある事から、DARKER THAN BLACK 流星の双子の登場人物ターニャ・アクロウ、そして彼女を射殺する際に使用されたデグチャレフPTRD1941という対戦車ライフルの名前に由来すると推測される。

某掲示板の用語を使ったり、その軍事マニアっぷりと前世の生活がどうだったのか、割と謎。

いわゆるTSFキャラ。                                                           色々な意味で認めたくない人も多そうだが。

所謂、中の人である悠木碧は「オーディションの時から幼女の要素よりも化け物としての要素が強い演技の方が勝機が有る、と思っていた」と、何かと縁のある『オーバーロード』との合同記者会見で話している。                       更にWebNewtypeに寄せたキャストコメントの中でも「幼女3:化け物7くらいの比率で演じるようにした」と述べている。

性格

人の合理性を信奉し、感情もコストにカウントして計算できると考え、個々人が有能さで数値化された世界に生きる極端なまでの効率主義のリアリスト。

経済学におけるシカゴ学派を簡略的かつ、極端なまでに体現した存在で、自称・文明人の自由主義者。

現代の自由市場主義を経験しているので、行動基準は自己保身と合理性が第一。が、人間関係を保つ為のマナーには配慮するが、ルールに対して、倫理面を考慮せず平然と穴を抜ける感性の持ち主。

その効率主義に基づき「無能は組織にとっての害悪」と銃殺刑に処すのを義務と考えており、それ故に自身が無能扱いされる事も恐れている。

転生先の祖国が戦争不可避な国際情勢であり、魔導師適性がある所為で将来的に確実に徴兵が来る身の上だったので、自主的に志願し、士官学校へ入学して優秀な成績をおさめ、安全な後方勤務ができる軍官僚になろうと画策。

持ち前の知力やかつての世界の知識等を駆使し、主に前線で数々の功績を挙げ、出世していく。

本人としては安全な後方の任務に就きたいのだが、上官受けを狙い過激なまでに敢闘精神旺盛な言動を行うので完全に戦争狂扱いされ、過酷な最前線に投入され続けている。

勘違い系主人公……と言えなくもない、多分。

その性格や思考、行動パターンはどう考えても後方向きではない、とか言ってはいけない。

そして、その行動や判断は、世界大戦という地獄の釜の蓋が開き大炎上する作中世界に燃料を継ぎ足す事となり、周り回って自分の身に降りかかっては「どうしてこうなった!?」と一人頭を抱えるのがお約束。

地頭はいいのに、人間という生き物がマクロな局面で往々にして非合理に流れるメカニズムがまったく理解できない。「オレのような凡才にもわかる事が、なんでこいつらは理解できないんだ?」と戸惑っている、ある意味でヲタクの典型のような人物。

嗜好・能力

コーヒーをこよなく愛し、カフェインの過剰摂取のせいで成長しないのではないかと読者からは疑問を持たれている。戦時下故、代用コーヒーの類を強いられる事には本編・スピンオフ共に苦悩している。

戦術眼、戦略眼共にずば抜けており、咄嗟の判断力も優れる。                                      機動戦と火力に妄執しており、首刈り戦術を好んで用いる。

ただ、魔力の量は魔導師としては平均程度であり、大隊の中ではむしろ少ない方。

最も魔力バカ食い仕様であるエレニウム九五式(存在Xの祝福前)の実験に必要とされる程度のレベルはある。

また原作一巻では「まだ10歳の身でありながら、既に人並みの魔力」と言及されており、素質的な意味では魔力量も並み外れて多いと考えられる。                                                                     戦場においては、自身も卓越した魔導師であり、並みの魔導師では複数相手でも時間稼ぎにもならない。

敵にはネームド扱いされており、特にライン戦線での暴れっぷりから『ラインの悪魔』と呼ばれる。

初陣で、その性質上生還して受勲した者がほとんどおらず、大半が故人のヘルメットとライフルが代理で受章するという大勲章、柏付銀翼突撃章をもらう。

そこから『白銀』の二つ名が与えられるが、一方その容赦のなさから、返り血で塗れた『錆銀』と味方から恐れられたりもする。

to be next page. 05-3 https://no-value.jp/column/100563/

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愛及屋烏

ゲーム好き、小説好き、アニメ好き、三役揃いの物書きの端くれ。 ピンチに陥っても、それはそれで気楽にやるタイプ。 ●好きな言葉:続編・クロスオーバー・オールスター・アンサーソング・データ引継ぎ ●好きなゲーム:DQ・軌跡&イース・スパロボ・ゼルダ・神宮寺・逆裁・ラチェクラ ●好きなサブカル:ロボ全般・特撮全般・少、青年誌系 ●好きなドラマ:科捜研・相棒・CSI・キャッスル・十津川警部・赤い霊柩車 ●利用ソシャゲ:へプバン・ギアスロススト・Dr.STバトクラ・シンフォギアXD・スパロボDD・うたわれLF・ギター少女・勇者の飯 ●経歴:宮城出身、30代、なろう出版経験有 ●現在:脳梗塞療養にともないリハビリ&失業中

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