通販で購入するかどうかは商品ページのレビューやSNS上での評判に左右されているといっても過言ではない。レビューは評価だけでなく、件数も含めてだ。誰もレビューを書いていないものより、百人単位で評価がなされていたら自然と安心して、後者に手が出る。特に美容関連の商品はそうで、タグ付の服などと違い、返品対応が効かないからこそ尚更慎重になる。効果が実感できるかあやふやなものにお金をかけて失敗する可能性をなるべくであれば減らしたいのだ。思っていたものと違った、を避けるために。が、皆がそうではないとわかっていても、評価が高かろうと実際に使ってみると自分の肌に合わずピリつくこともあるし、また腹立たしいことに、全く効果が得られない場合もある。
SNS上では「いちご鼻にはこれ一択」「美容オタクがこれを推してた」などと謳い、同時に、いかにも効果がありましたと言わんばかりのすっかり生まれたての赤子のような透明感のある肌の写真が流れてくる。明らかに真っ白くなっているので、なるほどすごい、と思い感動するけれども、いざ使用し続けると効果は気休め程度でしかなく、疑心暗鬼に陥り、あの写真はCMのハンバーガーのようなものだと気持ちが冷めてしまう。そして例えば「いちご鼻に効く洗顔フォーム 教えて」とAIに聞いても、インターネット上の評価を集約させたうえで返事が返ってくるので、自分に合わなかった商品を勧められる。そのためあてにしていいのか悩みものである。
レビューが役立つ事ももちろんある。例えばそれは明らかに販売会社自体の評価が低い点で、「発送が遅い」だとか「注文後、在庫がないとしてキャンセルされた」などの記載が目立つ場合には、たとえ商品の価格が安かろうとそっと閉じる。マイナス要素の多さが危険信号のように捉えられ、その点を考慮するに大多数の意見は強い。商品が自分に適切なものかは抜きにしたら、やはり生の声は貴重な判断材料といえる。
