皆さんこんにちは。9月4日は「くじらの日」です。この記事では、クジラについてご紹介いたします。
クジラとは、哺乳類のクジラ目、或いは鯨偶蹄目の鯨凹歯類に属する水生動物の総称であり、その形態からハクジラとヒゲクジラに大別されます。ハクジラの中でも比較的小型(成体の体長が4ｍ前後以下)の種類をイルカと呼ぶ事が多いですが、この区別は分類上に於いては明確なものではありません。日本やインドネシア、フィリピン、ノルウェー、アイスランドなど、古くからクジラから採取した肉や皮を食べる習慣がある国や地域が存在します。また、鯨骨は狩猟具として加工利用され、ヒゲクジラ類の鯨ひげは工芸などの分野で盛んに用いられ、釣竿の先端部分、ぜんまいなどに利用されました。
続きまして、「くじらの日」の原点についてご紹介いたします。「く(9)じ(4)ら」と読む語呂合わせの日付が原点で、水産資源の適切な管理・利用に寄与する事を目的とし、鯨と日本人の共生を考える日です。鯨類その他の海産哺乳類の試験研究などを行う一般社団法人・日本鯨類研究所が制定し、記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
