みなさん こんにちは。
5月5日は端午の節句です。
こどもたちの健やかな成長を願い、無病息災を祈ってお祝いしましょう。

端午の節句に兜を飾る風習は江戸時代に生まれました。兜は身を守ると言うことから無病息災を祈り力強く育って欲しいという願いが込められています。
五月人形を作るという高度な技術がないので、動物たちに兜を被ってもらいました。ポンポン玉に耳を着け、兜は折り紙で作りました。


鯉のぼりは江戸時代からの風習で、男の子が生まれると幟を立ててお祝いし、やがて幟に鯉の絵が描かれるようになったと言われています。鯉は生命力が強く、滝を登ると竜になり天に登るという中国の伝説から、こどもが健康に育ち、将来立派な人になってほしいという願いが込められています。
この鯉のぼりは模様をつけることと、長方形の形にするということで、ブレード編みにしています。レース糸ではなく、木綿糸を使っています。白い部分は長編みにしたものを張り付けています。風車は折り紙で作りました。
鯉のぼりはフエルトでも折り紙でも作れます。

端午の節句は別名菖蒲の節句とも言われます。
菖蒲と花菖蒲は別物であり、お湯に入れて浸かるのが菖蒲、飾るのが花菖蒲です。武道を重んじる尚武と菖蒲が同じ呼び方であることから、端午の節句に欠かせない花となりました。
この菖蒲はフエルトを使っています。型紙をとったり縫ったりしていて複雑なので、簡単にできる作り方をご紹介します。適当な大きさの長方形から花弁を3枚作りそれぞれ真ん中に細長く切った黄色のフエルトを貼ります。花弁は垂れ下がるように三角形にまとめます。先端の部分は花弁より多少小さく3、4枚切り、袋状に貼り合わせて先の花弁の中心に着けます。