みなさん こんにちは
梅雨に入りましたね。
おひさまが恋しい時季ですが、そんな雨に似合う佇まいの花露草、雨に濡れるほど光沢を増し元気に咲くマツバギク、の二つを作ってみました。


涼しげにみえるよう、ガラスの鉢と石に生けてみました。

露草は畑や道端でよく見かける雑草です。
花は朝に咲き、昼にはしぼむそうです。朝露を連想させることから「露草」と呼ばれているという説があります。
古くから知られている植物で、万葉集にも登場するそうです。


あまり見たことはないのですが、露草にもいろいろな品種があるようですね。


マツバギクは松牡丹と名前が似ていますが、全く別の植物です。まばらにクッション状に群落を作るので、路地の花壇や石垣にも多く使われています。
何かこの季節見たことはあるけど、何の花かよくわからない。。。
という方が多いようです。
花弁が細く、光沢があるのが特徴です。
二階のベランダから滝のように咲かせているおうちもありますが、とても綺麗ですね。
今回作った露草は、花弁は青いフエルトを大体1.5センチ四方から風船型に切ったものを二枚、がくは0.5×0.8くらいの白いフエルトをしずく型に切ったもの一枚を露草の形に見立てて貼り合わせます。
特徴である黄色い花芯とひげのようにみえる部分は、レース糸を1.5センチくらいに3本切って先端に黄色いアクリル絵の具をつけ、束ねてレース糸の真ん中を花芯とひげに分かれて見えるように接着します。
マツバギクは特徴である光沢のある薄い赤紫に近い色がこれくらいしかなかったので、濃いピンク色のフエルトを使いました。
7×3センチくらいの長方形を二つに折り、輪の反対側をぐし縫いして引き絞ります。円になった」フエルトに最初に対角線上に6から8つ切込みを入れてからその間を細かく切り込みます。最初から細く切り始めてしまうと花弁がちぎれてしまうようです。
花芯には透明のビーズを使いました。透明のセロハン紙に花、葉を張り付けてから、かごに垂らすように接着して滝のように咲いているイメージにしました。