オルペ『―――ええほんとに!!!?』
モノリス『だって…。またちぎってきたらしいよ』
オルペ『すご…。っていうか初めて知ったけど、誰かと走るの嫌いなんだね、所長…(苦笑)』
モノリス『なんか乗り気じゃないって』
モノリス『じゃあなんでたまに私と走ってんだよって話じゃね(笑)』
オルペ『うーん…。同じ事務所だからじゃないかな?』
モノリス『あ~…。あーね?』
オルペ『きっとそれが理由だと思うよ?だってモノリスちゃんのとこの所長なんだから』
モノリス『まあ…いや、それはそれとしてよ』
モノリス『ヤバいだろあれは!(笑)』
モノリス『何で同じ相手を同じ場所で5回ちぎって勝ってんだよ!(笑)』
オルペ『…本気を出してそれだったら凄いねで済むけど…本気じゃない単なる流しであんなに速いんだもんね…』
オルペ『モノリスちゃんがあのインプに乗ってる場面を知ってるだけに尚更怖いよ……』
モノリス『なんで(笑)』
オルペ『いや怖くない!!?』
オルペ『モノリスちゃんがインプに乗っても絶対ああはならないじゃん!!私知ってるんだよ!?』
オルペ『昔一緒の依頼で目的地まで一緒に走ったときはもちろん速かったけど、ちゃんと背中追えたもん!!』
オルペ『だからとんでもないんだってあの人は!!』
モノリス『まあ…あれが本気じゃないのが一番怖いけどな』
オルペ『やっぱモノリスちゃんも怖いんじゃん!!』
オルペ『うーん…けどあの人はインプだしなぁ…』
モノリス『インプだからヤバいって話ではないと思うんだ私』
モノリス『まあ昨日も所長と話したけど、私があれに乗ったら相手の人は勝てるんよ、絶対』
オルペ『…腕の差ってことか~…』
モノリス『たぶんね』
モノリス『確かにああはならないし!(笑)』
オルペ『…あ、そうそう。モノリスちゃんって、助手席に乗ったことあるの?』
モノリス『2回ほど』
オルペ『あるんだ…!どうだった?』
モノリス『どうもこうもないだろあんなの……。流しでエグいくらいエンジン回ってるしさ…』
オルペ『エグいくらいって…何回転くらいとか…』
モノリス『何回転……?(笑)』
オルペ『うん、だって…エグいんでしょ?(笑)』
モノリス『そこまで完全に把握してねえよ(笑)』
オルペ『大丈夫大丈夫、ざっとで良いから教えてよ』
モノリス『え~…。あの感じだと7~8000くらいは回ってるんじゃないかなと思うけど』
オルペ『7~8000!!!!?』
モノリス『ちょっと声…!!』
オルペ『あ…ごめん、つい…』
オルペ『でも…流しの時点で8000回転って…すごいなあ……』
モノリス『私が本気で走ってもせいぜい5~6000くらいだよ?』
オルペ『いや、それが普通だよ!?それでも十分速いし!(笑)』
オルペ『あ、そうだ』
モノリス『?』
オルペ『モノリスちゃんさえよければ、明日もう一回私と走ってよ』
モノリス『えっ!?』
モノリス『…あ、いや全然いいんだけど…もしかしてインプ借りてこいとか言うんじゃ…』
オルペ『さあ~どうかな~(笑)』
オルペ『じゃあ、私は先に出て待ってるから後から来て!』
モノリス『えっ、いやお金は!!?』
オルペ『ほんとにごめん!!モノリスちゃん払っといて!!🚪(開)』
モノリス『あ、ちょっ……』
モノリス『……マジ?』
