リュージュ『―――ふーん…。そう』
リュージュ『良かったね、お互い良い思い出になって!』
モノリス『うん、けど…なんだろう』
リュージュ『なによ、負けたのに清々しい気分って今言ってたじゃない』
モノリス『そうだよ!?そうなんだけど…』
リュージュ『…?』
モノリス『…やっぱダメだった!!!』
モノリス『何が違うんマジで!!!』
リュージュ『…何度も言ってるじゃない、あなたは無理をしてるの』
モノリス『それがイマイチ分からんから何度も所長と走ったり車借りたりしてるのに…』
リュージュ『…回転数は?』
モノリス『え、そりゃ…自分のと同じだから5~6000くらい…』
モノリス『…それが普通なのに、なんか…すごい速く感じるから余計に…』
モノリス『タイヤの安定感すごいのはまあ四駆だからって言われたらそれまでだけど…』
モノリス『…なんだかなぁ~…。新しいとこ行ってもずーっと分からないままなのかなぁ…』
リュージュ『私はあなたがさっきから何を言ってるのかが分からないんですけど』
モノリス『は!?』
リュージュ『流してるだけなのに速く感じるのは感覚の違いでしょ、四駆と二駆なんてさほど変わらないって』
モノリス『いや変わるだろ…(笑)(笑)』
モノリス『私のやつはエンジンが後ろにあるタイプだからその時点で違うじゃん…(笑)』
リュージュ『ミッドシップか否かの話じゃなくて、駆動方式の話よ』
リュージュ『四駆は全部のタイヤが動くタイプだからどんな路面でも安定するけど』
リュージュ『二駆は動くのが前輪か後輪かでちょっと差が出る…。まあ、モノリスの場合はミッドシップだから
後輪ね』
リュージュ『ああいうのはリアが出てスピンしやすいけど、腕さえ磨けば全然乗りこなせる』
リュージュ『……ほら、なにも変わらないじゃない』
モノリス『いや、結構違うんだが!!?』
モノリス『私のはリアが出てスピンしやすいけど所長のは四駆だから安定感があるって時点で違うんだが!!!?』
リュージュ『うーん…。そういうもの?』
モノリス『そういうもんだわ最初から!!!(笑)』
モノリス『あんなのをあの速さで流せるって時点でもう…凄いんよな』
リュージュ『…ただ流してるだけなんですけど』
モノリス『ただ流してるだけの速さじゃねえからおかしいっつってんだけど…(笑)』
リュージュ『…それで?なにか欠点は見つかった?』
モノリス『…うーん…どこまで行ってもまだ足りてないんだなぁって思って…』
モノリス『…勝てなくてごめんね?』
リュージュ『…そんな目で見ないでほしいんですけど…。私が申し訳なくなるでしょ』
モノリス『いや、出る前に勝ってこいって言ってたし』
リュージュ『そんなことでぷんすかしたりしませんっ』
リュージュ『雑に扱って壊したわけでもあるまいし』
モノリス『いや、それはだって…身内とはいえ人の車だし!?』
モノリス『あんま乱暴できないし!?』
リュージュ『…ふーん』
モノリス『…どしたん急に』
リュージュ『モノリスのMR-S、私が渡したものなんだけどな~』
モノリス『…うん…それがどうかした?』
リュージュ『だってその言い方だと支給品なら替えが利くからいくら乱暴に扱ってもいいみたいな
感じに聞こえるんだもん。タダじゃないのよ、あれ』
モノリス『あ…ごめんめっちゃごめん』
モノリス『ちょ…マジで謝るわごめん』
リュージュ『えっ!?』
リュージュ『ちょっと、そんなに謝らないでほしいんですけど!?
こっちが悪いみたいになるでしょう!?』
モノリス『所長は悪くないよ!?』
『💭』
