メインで使っている自作デスクトップパソコンがそろそろ10年になりそうでしたので、壊れる前に交換して下取りに出そうと思いました。
自作PCですのでケース、電源等流用できるものはそのまま使用して、マザーボードとCPUを交換することにしました。久しぶりに組み直すのでまずは情報収集です。ケースに入るマザーボードの規格(サイズ)は決まっていますので、お気に入りのメーカーとIntel系CPUが使えるという条件で絞り込みました。
まだ候補が多いので、CPUの条件も絞り込みます。現状と同じCore i5以上で比較的新しく、価格も程々のものを探しました。すると、条件に合いそうなものが見つかりました。Core i5 10400FというCPUです。
https://kakaku.com/item/K0001266933/
CPUが決まりましたので、それが使えるマザーボードを検索します。規格(サイズ)はMicro ATX、メーカーはASUS(エイスース)、CPUスロットはLGA1200という条件で探しました。
https://kakaku.com/specsearch/0540/
すると候補が大分絞り込めましたので、一番安かったPRIME H410M-Aにしました。ですが今詳しく見てみたところPRIME B460M-Aも販売店によってはあまり値段が変わらず、メモリスロットやUSB3.0コネクタも多く拡張性が高いことが分かりました。これからこの価格帯を検討されている方にはお勧めです。
そして、マザーボードを新調したことにより、メモリも規格が合わなくなってしましましたので買い替えることにしました。こちらも現状と同じく16GB(8GB×2枚)で検索しました。
https://kakaku.com/specsearch/0520/
この中で使用経験のあるCFDというメーカーの、ヒートシンク付きのものにしました。
購入するものが決まりましたので、早速注文しました。

左上からメモリ、青い箱がCPU、大きいのがマザーボードです。

中身はこのような感じです。

CPUの裏側(緑色に金色の点がたくさんついているもの)とソケットの部分です。

2本のレールのような部分にメモリを挿入します。
それでは作業の方に移っていきます。

こちらがケースの中です。中央のファンがCPUクーラー、右下の銀色のものがSSD×3です。CPUクーラーのすぐ下の銀色のギザギザはグラフィックボードのヒートシンクです。グラフィックボードはGeForce GTX1650(ASUS)を使用しています。こちらもこのまま流用することにしました。

あらかた部品を外した状態です。CPUに付着しているグレーのものは熱伝導グリスです。

新旧のマザーボードを並べてみました。新しいほう(右)が若干機能が削減されているので、コンパクトになっています。

ケースに組み込んで動かしている状態です。組み込み中は写真を撮る余裕がありませんでした。

あとはあらかじめ用意しておいたセットアップ用のUSBメモリを使って起動し、OSをインストールします。
無事インストールが完了したら、Windows11が話題になっていましたのでこちらを実行しました。
- 純正よりも高機能なWindows11互換性確認アプリ『WhyNotWin11』が登場! | ニッチなPCゲーマーの環境構築https://www.nichepcgamer.com/archives/how-to-use-whynotwin11.html
ここでTMP2.0が引っかかってしまいましたので、こちらの記事を参考に対応しました。
- 【Windows 11】TPM2.0を有効にするBIOS設定の変更手順メモ(自作PCでWindows 11のシステム要件を満たすために行った設定変更)https://did2memo.net/2021/06/25/windows-11-enable-tpm-intel-ptt/

Windows PC 正常性チェックを実行してみたところ、無事Windows11に移行できそうです。
パソコンは完全に壊れてしまう前に、定期的に買い替えることをお勧めします。