親戚のおじさんが亡くなった時の話だよ。
病気で入院していたおじさんが亡くなったと聞き、私は妹たちと会館で行われるお通夜に行った。
お通夜が始まる前に、おじさんがいる棺のそばに行き、親戚みんなで話をしていた。
すると、「コンコン」と窓を叩く音がした。窓の外には誰もいない。
おばさん(おじさんの奥さん)が、「お父さん(おじさん)が叩いたんだと思う」と言った。
ちなみに、このおばさんは以前お墓で幽霊を見たという、霊感がとても強い人だ。
おばさんが言うには、おじさんは家に帰ってくると、帰ってきた合図として必ず居間の窓を「コンコン」と叩くのが癖だったらしい。
たぶん会館でも、自分はここにいるよと言いたかったのかもしれない。
しばらくたって、おじさんの弟が「あ、バナナが動いた」と言った。
祭壇にあがっていた、おじさんが好きだったバナナが動いたらしい。しかも、歯形が付いていた。これにはみんな驚いた。
おじさん、どうしても食べたかったんだろうな。
亡くなった人は、とにかくお腹が空いているらしい。テレビで霊感の強い芸能人が言っていた。
病気などで食べたくても食べれずに亡くなる人が多いためだそうだ。
葬儀が終わったあとも、家の仏壇に供えたバナナにも歯形が付いていたそうで、よっぽど食べたいんだなあと思った。
その他にも、朝おばさんが起きてくるとラジオが鳴ったりなどするそうだ。(毎朝らしい)
家族のみんなも、おじさんの「自分はここにいるよ」アピールがすごいため、色々なことが起きても慣れてしまったんだとか。
