忘れもしない、平成23年3月11日午後2時46分。マグニチュード9の東日本大震災発生。
私は、生後3か月の長男と祖母と近所から遊びに来ていたおばさんと、自宅の居間にいた。
祖父は家の脇の畑で農機具を動かし、母はスーパーに買い物、主人は仕事だった。
一回目の地震の時は、震度4ほどの揺れで、私は長男のおむつ替えをテレビの近くでしていた。
揺れが一瞬おさまったかと思ったら、今度はものすごい揺れ。
長男を抱こうにも抱けないので、私はこっちに迫ってくるテレビから守るため、長男に覆いかぶさった。
長い長い揺れがおさまったあと、すぐに私は長男をおんぶひもで背中におんぶし、外に逃げた。
祖父と祖母も無事で、家の裏の倒れた灯油缶を元に戻していた。
近所のおばさんは、うちの屋根の瓦でかごが壊れてしまった自転車をひきながら、自宅へ戻った。
色んなことが頭の中を巡った。母は大丈夫だろうか?主人は無事だろうか?妹家族は大丈夫だろうか?
特に主人は当時建設業をしていたので、とても心配だった。
しばらくして、母も主人も車で自宅に戻ってきたので、とても安心したのを覚えている。
車で数分のところに住んでいる妹家族も、我が家に避難してきて、さらに安心した。
どんどん外は暗くなり、自宅脇のハウスにブルーシートを敷き、その上に布団を敷きみんなでその晩はそこに寝た。
外に出て空を見ると、見たことがないくらいの星の数だった。
停電しているため、今まで見えなかった星もみえたのだろう。あの星空は忘れられない。
続く…。
