わすれ草

花言葉

わすれ草(ヤブカンゾウなどを含む)の花言葉は「憂いを忘れる・悲しみを忘れる・愛の忘却」となっています。

この名前は、中国でこの花を見ると悩みや悲しみを忘れられるという伝承に由来しています。

日本でも古くから万葉集などで切ない恋の歌に詠まれていた歴史ある植物です。

憂いを忘れる・悲しみを忘れる
悩みや悲しい気持ちを忘れさせてくれるという、中国の言い伝えからきています。
愛の忘却
昔、この花を飲むと忘れることができるという伝説から、恋の悲しみを癒すという意味で付けられました。
歴史と文化
日本では万葉集に「わすれ草」として登場しました。
愛する人を忘れるための悲しい花としても読まれてきました。
※注意
青い小花が咲く「勿忘草(わすれなぐさ)」とは別の植物です。
「勿忘草」の花言葉は「私を忘れないで」や「真実の愛」です。

縁起

わすれ草には、古代中国の故事に由来するユリ科の植物(ワスレグサ・カンゾウ)と、ヨーロッパの悲恋伝説に由来するムラサキ科の青い花(ワスレナクサ)の2種類があります。

どちらも非常に古くから文字や伝説の題材とされていました。

わすれ草の由来と意味
起源と歴史
古代の中国では、悲しみや悩み、親しい人との別れの辛さを忘れるために、この草を身につけたり、煎じて飲んだりしたとされていました。
そこから「憂いを忘れる草」として縁起を担がれていました。
日本での歴史(万葉集)
日本へは薬用・観賞用として古くから伝来しています。万葉集の中で大伴旅人が「忘れ草、わが下紐につけたれど、醜の醜草(しこのしこぐさ)情(こころ)はつかず」と詠んだことで有名です。
これは、故郷の奈良が恋しくてたまらないため、せめて一時でも忘れたいと着物の紐にこの草を結び付けたという内容になりました。
関連する植物と「わすれな草」との違い
「わすれ草」と呼ばれる植物にはいくつかあり、しばしば混合されるものに「勿忘草」があります。
ワスレグサ(忘れ草)
ユリ科の多年草で、ノカンゾウやヤブカンゾウなどの総称です。
悲しみを忘れ、心を落ち着かせるという中国の故事に由来しています。
ワスレナグサ(勿忘草)
「私を忘れないで」という花言葉を持つ、春に咲く青く小さな花です。
こちらは中世ドイツの悲恋の伝説が由来となっています。
日本の「忘れ草」とは全く別の植物となっています。

歴史

「忘れ草」の歴史は、古代中国の「この花を見ると憂いや悩みを忘れる」という故事に由来しています。

奈良時代にはすでに日本へ伝わり、万葉集で恋の歌に詠まれるなど、人々の心に寄り添う草花として古くから親しまれていました。

中国での起源と意味
起源
中国では約3000年もの栽培の歴史があります。
故事
古くから親しまれ、「この花を身につけると憂い(悩み)を忘れることができる」という故事が由来となっています。
別名萱草(かんぞう)
中国では「萱草(けんそう)」と呼ばれています。
母親を象徴する花として母の日に贈られる習慣もあります。

日本の歴史と『万葉集』
渡来
古い時代に中国から日本に渡来した「史前帰化植物」と考えられていました。
万葉集
奈良時代にまとめられた『万葉集』の中で、大半旅人(おおとものたびと)などが「忘れ草」として詠んでいました。
意味合い
当時の日本では、愛しい人への強い思いや、旅の道中で抱える悲しみ・寂しさを「忘れるため」の象徴として歌に登場しました。
植物としての特徴と現在
種類
日本では「ヤブカンゾウ」や「ノカンゾウ」などの品種が馴染み深く、夏にかけて鮮やかなオレンジや黄色の花を咲かせています。
※注意点
混同されがちな「勿忘草」はムラサキ科の全く別の植物です。
中世ドイツの悲恋伝説から由来している物語があります。

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ハムスター

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