花言葉
ばんぺいゆの花言葉は「健康美・幸福」となっています。
柑橘類特有の爽やかで甘い香りの白い花を咲かせます。
やがて世界最大級の大きな実を結ぶことに由来しています。
縁起
ばんぺいゆは、その圧倒的な大きさと黄金色から「金運や家運隆盛」を招く最強の縁起物とされていました。
金運と豊かさの象徴
欠けのない「大きな丸い形」は実りや豊かさを意味しています。
黄金色(黄色)は財運を呼ぶラッキーカラーとなっています。
大吉に通じる
柑橘類(キツ)の音は「吉」に通じるとされ、縁起物として重宝されています。
さらに世界最大級の大きさであることから「大きな幸運(大吉)」をもたらすと信じられていました。
お正月飾りや長寿のお祝い
鏡餅の上の橙のように、丸く大きい実は初日の出にも見立てられています。
玄関や床の間に飾る習慣があります。
80歳の傘寿や88歳の米寿のテーマカラーにもピッタリ合うので、長寿祝いのギフトにも選ばれています。
別名と漢字の由来
ばんぺいゆはザボン(文旦)類の一種です。
柑橘類の中では最大級の大きさを誇っています。
別名は「オクテシロザボン(晩生白朱欒)」です。
漢字の「晩」「白」「柚」は、それぞれ「実るのが遅いこと・果肉が白いこと・中国で丸い柑橘を意味すること」から由来しています。
オクテシロザボン(晩生白朱欒)
成熟が遅い「晩生(おくて)」の品種であることや果肉が白い「白朱欒(シロザボン)」であることから由来となっています。
漢字の「晩白柚」は、3つの文字の特徴を組み合わせて名付けられています。
[晩]:晩生
他の柑橘類よりも収穫・成熟の時期が遅い「晩生」の品種であることから由来しています。
[白]:白い果肉
果肉(じょうのう)が白っぽい色をしている特徴を表しています。
[柚]:丸い柑橘
中国語で「丸い柑橘類」を意味する言葉から名付けられています。
台湾で果肉が白いミカンを「白柚(ペイユ)」と呼んでいたことに加え、実るのが遅い特徴から「晩白柚」と名付けられたとも言われています。
歴史
世界最大の柑橘類である晩白柚の歴史は、1920年に植物学者・島田弥市がベトナムのサイゴン植物園から台湾へ導入したことから始まりました。
その後、1930年代に日本本土へ渡来してきました。1951年には熊本県八代地方に植栽されて以降は、地域の特産品として定着していきました。
1920年(ベトナム~台湾)
植物学者の島田弥市が、現在のベトナムにある植物園から台湾へ苗を導入しました。
台湾で栽培されていた「白柚」に比べて晩生(熟すのが遅い)であったことから「晩白柚」と名付けられました。
1930年代(日本本土へ伝来)
日本へ導入されていましたが、当初は栽培に適した土地が見つかりませんでした。
1951年(熊本県八代市への導入)
温暖な気候と肥沃(ひよく)な土壌を持つ八代地方に導入されたことで、栽培が本格化していきました。
1977年(ハウス栽培の成功)
八代市の湯野果樹園がハウス栽培に成功しました。
これにより収穫時期が早まって、正月前の出荷が可能になりました。
圧倒的な大きさ
平均にして1.5~2㎏ほどの大きさを誇り、過去には5㎏を超えるギネス世界記録に認定されたものも八代で収穫されました。
