花言葉
たけのこ自体の独立した花言葉はありませんが、親である「竹」の花言葉として「節度や節操のある」といった意味が広く知られています。
竹の花言葉
節度(日本)・節操のある(日本)・忠誠と強さ(英語圏)
これらは竹の真っ直ぐな成長や幹にある「節(ふし)」にちなんで付けられました。
縁起
たけのこは、その驚異的なスピードと天に向かってまっすぐ伸びる姿から「子供の健やかな成長・立身出世・家運隆盛」の象徴として縁起が良いとされています。
立身出世・成長祈願
1日に数十センチも伸びるほどの生命力があります。
真っ直ぐに成長することから子供の成長や仕事での成功と出世を願う縁起物として親しまれています。
家運の向上
親竹のまわりに次々と新しい芽(たけのこ)が生えてくる様子から、子孫繁栄や一家の繁栄(家運隆盛)を意味しています。
無病息災
竹は強い風にもしなり、病害虫にも強くて折れにくい特徴があるため、健康や長寿を願う縁起の良い食材となっています。
たけのこはなぜ2つの漢字があるの?
たけのこに2つの漢字(「竹の子」と「筍」)があるのは、「見た目の由来と成長のスピード」という異なる2つの視点で名前が付けられました。
1、竹の子
「竹の子」は、文字通り「竹の子供」であることに由来しています。
親である竹の地下茎から若い茎(芽)が伸びてくる様子が、親と子供のように見えることから付けられました。
2、筍
「筍」は、「竹かんむり」に「旬(じゅん)」と書きます。
「旬」には10日間と言う意味があり、「たけのこは、生えてからたったの約10日間で竹になってしまう」という非常に速い成長スピードが由来となっています。
歴史
たけのこは、わずか10日で竹に成長することから漢字で「筍」と書きます。
日本での歴史は古く、奈良時代の文献にも登場していますが、現在一般的に食べられている「孟宗竹(もうそうちく)」が日本に伝わって本格的に普及したのが江戸時代中期(1740年頃)とされています。
縄文・弥生時代
すでに縄文時代の遺跡からは、たけのこを食べた痕跡(ゴミ捨て場である貝塚など)が発見されています。
奈良時代(古くからの高級食材)
たけのこは宮中や寺社の行事食として用いられました。
奈良・東大寺の「お水取り(修二会)」の記録にもその品質が高く評価されていたことが残っていました。
江戸時代(伝来と栽培の始まり)
1740年頃、中国から沖縄を経由して大型の「孟宗竹」が薩摩(鹿児島)に伝来してきました。
その後、京都などで独自の栽培技術(京都式軟化栽培)が確立されました。
京都のたけのこは、江戸幕府にも献上されるほどの高級食材とされました。
ユニークなエピソード
筍の漢字の由来
たけのこが地上に芽を出してから、わずか10日(一旬=10日間)で竹になってしまう成長の早さに由来しています。
戦後の「たけのこ生活」
第二次世界大戦後の激しいインフレ時代、都市部の人が食料を手に入れるため、たけのこの皮を剥くように自分の着物や身の回りの品を少しずつ売って(物々交換)生活費に充てたことから、この苦しい暮らしを「たけのこ生活」と呼んでいました。
