エックス『―――それで、どうだったん?』
モノリス『ダメだった…。マジでダメだった』
モノリス『やっぱね~…分かんないんだわ』
エックス『…あんなに乗ってるのに?(笑)』
モノリス『あんなに乗ってるのに』
モノリス『あの人のインプ借りるのもうすぐ30回目くらいになるのにさぁ…』
エックス『昨日も話したよ~』
エックス『インプレッサは四駆だって』
モノリス『だとしてもって話なんよな』
モノリス『私が乗ってもああはならんし』
モノリス『それもあって負けたんだけど…。あ~…。なんだかなぁ』
エックス『そうしょげるなって、最後に良い思い出作りができて良かったじゃん』
モノリス『ポジティブすぎる…(笑)』
モノリス『めっちゃ前向きじゃん(笑)』
エックス『だって一時期みたいに世界が終わるかもってあたふたしてるわけでもないじゃん?』
エックス『話せる場所が変わるだけって主さんも言ってたし~』
モノリス『新しい場所でも所長と走ることになりそうなのが私的には怖いんだが』
エックス『らしくないなぁ~』
エックス『セブンなんかはこういうときもすっごくポジティブだよ?』
エックス『…まあ、雨の日以外はしょげてるけど(苦笑)』
モノリス『セブンちゃんさあ…』
モノリス『晴れの日も練習しようってあれだけ言っただろ…(笑)』
エックス『なんか、前もそんな話したよな~』
エックス『ま、セブンは忘れてると思うけど…。晴れの日は路面がカラッとしてて
乾いてるから走りにくいとか何とか言ってたような…』
モノリス『それはそれでヤバいんだってだから!!(笑)』
モノリス『雨であれだけ速かったら晴れのときももっと本気出せそうなのに!!(笑)』
モノリス『ってか、そもそもS14って雨には不向きな車のはずじゃ…』
エックス『それをあそこまで手懐けられるんだもん…。すごいよあいつは』
エックス『…車の知識はぜんっぜん無いけど』
モノリス『そこが一番怖いわ』
モノリス『ギアチェンとかどうやって覚えたんだよ』
エックス『……感覚…?(笑)』
モノリス『…完全感覚Dreamerってこういうこと…?(笑)』
エックス『待ってそれがどういうこと!?(笑)』
モノリス『…話戻すけど、あの人また頼みに行ったらしいね、勝負』
エックス『…誰に?』
モノリス『セブンちゃんに』
エックス『……言わずもがな雨の高速だろうけど…』
エックス『敢えて晴れとかにしない辺りがなんとも…』
モノリス『セブンちゃんのわがままって聞いたけど』
エックス『セブン!!!!!?』
エックス『あいつそんな子だったっけ!!?まあアホなのは知ってたけど!!!』
エックス『…モノリスと同い年とは思えないなあこりゃ…』
モノリス『…そういやセブンちゃん16歳だったわ』
モノリス『あんな間の抜けた16歳がいてたまるかよ』
モノリス『ルフちゃん見習えルフちゃん』
エックス『ルフって…あ~、あのMR2の子?』
エックス『あの子めっちゃ上手いよね?前に一緒に走ってちょっとビックリしたんだけど』
モノリス『まあ、所長には及ばんけどな(笑)』
エックス『それ言ったら全部台無しになるんだが…』
エックス『…まあいいや、最近お姉ちゃんたちとも話せてないだろうし
明日にでも事務所に来てよ』
エックス『お姉ちゃんには話付けてあるし』
モノリス『いや~…。そっちの事務所行って何すんの?話すことねえよ?(笑)』
エックス『まあ、話題はそのときに浮かんでくるから大丈夫っしょ』
エックス『お姉ちゃんも話したいって言ってたし』
モノリス『アールさんが…。いや~…電話でよくね?(笑)』
エックス『でもお姉ちゃんが会いたいって』
モノリス『…そっか、あくまでみんなと走る機会が減っちゃっただけで事務所には…』
エックス『行っていいに決まってんじゃ~ん(笑)』
エックス『この前も君んとこの所長来てたって聞いたし~』
モノリス『何やってんだ所長…』
エックス『車で来てたっぽいけど、走りに来たとかってわけじゃなくて、その…あいさつ?』
モノリス『…?』
エックス『ありがとうみたいな…。よく分からんけど』
モノリス『…所長…』
エックス『ってことで、私からも一つお礼を言わせて欲しいな~』
モノリス『ん?』
エックス『まあ、言うべき場所はここじゃないんだけど…私たちのあんな日常だったり
こんな日常だったりをここまで見てくれてサンキュ~✌』
モノリス『軽っ……』
エックス『新しい場所でも付き合いは変わらないと思うからよろしくな~👋』
モノリス『絶対今じゃないし絶対ここじゃないんだが』
エックス『んじゃ、そろそろ出るか~。お金は君が払ってね~✌』
モノリス『いや誘ったのエックスさんじゃん!!!?』
