先日、抑鬱のような状態になり、ひどく落ち込むことがありました。
季節の変わり目、気温差が激しく天候も乱れがちで、PMS等も重なったことから、薬を日々飲んでいるとはいえ(※その日は飲み忘れたかもしれないですが……)気分が沈んでしまったのは仕方のないことです。
近隣も静まり返った真夜中です。
日付が変わり0時を回った頃、普段は日焼けが気になることもあり、昼には滅多に外に出られることはない私ですが、少しだけコンビニにでも散歩に行こうと外に出て坂を下っていたところです。
どこかで小さな声が聞こえました。
耳を澄ませると、猫の鳴き声でした。
注意して塀の上を見てみると、いました。
濃い茶色のはちわれで、靴下を履いたような柄の猫でした。
猫にはあまり触れ慣れていない私ですが、自分より大きな生物が突然話しかけてきたり触れようとすると、危害を加えられるのではないかと警戒するもの、犬や猫にとってはとても怖いとも聞くので、しゃがんで少し待ってみることにしました。
すると塀から飛び降り、ぐるりと足元を回って体を擦り寄せてくれました。
以前の経験から、これは猫における親愛の挨拶のようなものだと私は考えています。
犬や猫はにおいも使って挨拶をする印象もあります。まずはしっかりと警戒を解いてもらおうと、軽く握った手をゆっくりと差し出し、においで仲良くなる承認をもらうことにしました。
においを確認したかどうかは覚えていませんが、親愛の気持ちを認めてもらい、触らせてもらうことに成功しました。
その後はたまに触られたくないところを掘り当ててしまい多少引っ掻かれなどするものの、猫にとっては快く感じるお尻を叩いてあげたり、くしゃくしゃと軽く毛づくろいのようなことをしてあげたりと、コンビニに行くことも忘れて一時間ほど没頭していました。
何度か話しかけることもあり、言葉の内容を猫は理解している、理解したうえであえて無視することもある、という話を思い出して思わず苦笑いして交流を楽しみました。
私としてはなかなかに珍しい、近所の猫との出会いでした。
また近くを通りかかれば、彼女に会えるのでしょうか。心安らぐ良い体験だったので、また会えると嬉しいなと思います。
真夜中の猫との出会いでした。
