Vermeer(フェルメール)
真珠の耳飾りの少女
2026年9月10日(木曜日) ヨハネス・フェルメール(1632-1675)の伝説の少女 『真珠の耳飾りの少女』と初対面‼
今回オランダ・ハーグにあるマウリッツハイス美術館が改修工事とゆうことで奇跡の再来日【14年ぶり4回目の来日】となりました。
『真珠の耳飾りの少女』を所蔵しているマウリッツハイス美術館が『真珠の耳飾りの少女』を原則として館外への貸し出しを制限しているため今後は海外への貸し出しが非常に難しくなるとされています。
2026年8月21日(金)から9月27日(日)迄 大阪中之島美術館で開催されていた展覧会で日本国内で少女に会えるのは最後になるかもしれません。オランダまで会いにいける人はオランダまで会いに行ってくださいね。
日本からオランダまで、約9300㎞離れてるそうです。
これからは遠距離恋愛になりますね…
2026年9月10日(木曜日)
大阪中之島美術館 5階 フェルメール展入り口の様子
さあ いよいよ会場の中に入ります。
今回のフェルメール展では、フェルメールの2作品以外にも貴重な注目される絵画がたくさんあって、それらの作品もじっくりと見て参りましょう。
先ずは、『ラザロの復活』(ピーテル・ラストマン)です。
これは、新約聖書『ヨハネによる福音書』でイエス・キリストの親友、ラザロが病気で亡くなり洞窟の中のお墓に葬られ4日後にイエス・キリストが『ラザロ、出てきなさい』と叫ぶと生き返った⁉ そうです。ほんとかなー⁇
次は、『正直者を探すディオゲネス』(セイザル・ファン・エーフェルディンヘン)です。(ある家族の寓意的肖像画)
これは、紀元前4世紀の古代ギリシャの哲学者で『昼間にランタンを灯して、正直者を探している。』と歩きまわった⁉ そうです。紀元前4世紀の古代人達も噓つきが多かったのかなー⁉
そして次は、あのレンブラント・ファン・レインの『笑う男』です。
この絵は、(金箔で覆った銅板)に描かれているそうなんですが、じっくり眼を凝らして見てもわかりませんでした⁉
それでは次に、『老いが歌えば若きが笛吹く』(ヤン・ステーン)です。
この絵には、長いパイプで煙草をくゆらすヤン・ステーン本人も描かれていたり、パイプに刻みたばこの葉を詰めている、おばちゃんがいたり、いちゃつくカップルがいたり、大人の真似を若い人がするので気をつけようとゆう意味が込められているそうです。【親の背を見て子は育つ】っていうもんねー‼
次は、『想像のカトリック聖堂の内部』(エマヌエル・デ・ウィッテ)です。
当時、プロテスタントのオランダでは、カトリック教会がなく、エマヌエル・デ・ウィッテが想像で、この絵を描いたそうです。凄い想像力【創造力⁉】ですねー。
次は、『水に映る牛』(パウルス・ポッテル)です。
この絵は、水たまり【池⁉】に入って水を飲んでいる牛を描いたものです。水面(みなも)に牛が見事に反射していて非常に綺麗な絵です。
ちなみにパウルス・ポッテルは、28歳で亡くなったそうです。短い人生で、こんな素晴らしい絵を遺せて良かったですねー。
さあ、、、それでは、今回の特別展の目玉‼
ヨハネス・フェルメールの2作品を見て参りましょう‼
先ずは、『ディアナとニンフたち』です。

この絵は、フェルメールの最も初期(1655年~1656年)の24歳位の時の作品です。
真ん中に座って足を洗ってもらっているのが、ディアナ(ダイアナ)です。ディアナとは、あのアメリカが人類の火星移住計画をしている、【アルテミス計画】のアルテミスの事で、ディアナは、月と狩猟の女神であるだけでなく、貞操の規範を示す象徴でもありました。
左下にチョコンと座っている猟犬(ビーグル犬かな⁉)が可愛いですね‼
ディアナには、4人の若い女性、処女のニンフが従っています。
ディアナの座る石の前には、アザミが生えています。アザミは伝統的に、欲望をかき立てる【愛の薬草】と考えられていました。この植物は肉欲の誘惑を象徴しているのかもしれませんが、貞節の象徴ディアナとお供のニンフは、それに耐えなければなりません。
が‼ 奥に描かれている女性【妖精カリスト】は、あの自分の子供を食べたクロノス(サトゥルヌス)の息子【ゼウス】に騙されて子供を妊娠して誓約を破りました。そのためディアナは罰として彼女を熊の姿に変身させました。
その後、カリストは「おおぐま座」に。息子のアルカスは「こぐま座」になりました。
さあ~‼ それでは‼ いよいよ‼
フェルメールの最高傑作『真珠の耳飾りの少女』ですよ。

この絵は、1665年頃【フェルメールが33歳の頃】の作品で、世界中で大人気のフェルメールの最高傑作です。
(因みにフェルメールは、43歳で亡くなっています。太く短くですねー。)
この絵の少女は『オランダのモナリザ』と呼ばれています‼
この絵の少女は特定の人物の肖像画ではなく【トローニー】と呼ばれるジャンルで架空の人物を描いたものです。モデルが誰であるかは分かっておらず、
それが神秘的な魅力となっています。
フェルメールは20歳の時に結婚して、1歳年上の妻カタリーナとの間に15人もの子供をもうけるほど愛妻家⁉ だったのですが、この絵の『真珠の耳飾りの少女』はフェルメールの【理想の女性‼】だったのかもしれません⁉
灰青色(ブルーグレイ)の大きな・澄んだ・潤んだ【瞳】
かすかな笑みを湛(たた)えるように見える【唇】
やさしげな柔らかい【表情】
若々しく瑞々しい【肌】
髪の毛を完全に覆い隠した清潔感のある青い【ターバン】
これまた清潔感のある大きな白い【真珠の耳飾り】
このターバンの青色は、ラピスラズリ(和名:瑠璃)『12月の誕生石』とゆう、鉱石から作られており、ウルトラマリンと言って、当時【金】よりも高価な顔料(絵具)でした。 画家フェルメールがこの石の顔料(絵具)を愛用したことにちなんで、【フェルメール・ブルー】と呼ばれています。
フェルメールは、15人も子供がいたので、食わしていくのに経済的に困窮していて、こんな高価な絵具をどうやって調達していたのでしょうね⁉
それから真珠は、日本の【ミキモト】が世界初の真珠の養殖に成功する(半円真珠が1893年で、この絵画に描かれている様な、まん丸の真円真珠が1905年)前なので、こんな大きな、丸い真珠はありませんでした。
先見の明があったフェルメールが想像(理想⁉)で描いたと思われます。
フェルメールは、理想を追い求め、経済的にも困窮して失意のうちに43歳で亡くなりましたが(ストレスが原因と思われます。)
なかなか叶わない【夢】の為に頑張るのって大変ですね~。
フェルメールの絵画を二枚、鑑賞して、色々と考えさせられました・・・⁉
でも理想郷(桃源郷)の実現の為、これからも頑張りますよう~‼
それでは、フェルメール展の報告を終わります。
P.S. 今回のフェルメール展で、大阪の迎賓館【リーガロイヤルホテル】が製造した『真珠の耳飾りの少女』をイメージした『チョコレート』が あったので、余韻に浸ろうとお土産に買ってきて頂きました。洋酒が効いてて美味しかったですよ~

