皆様は、すりみ連合の楽曲だと何が印象深いと感じますか?
私は挙げるとすれば、「疾風怒涛カチコンドル」と「天命反転ローリンストン」だろう。
何故、印象深く感じるのかというと、いい意味ですりみ連合っぽくないからだ。
どういうことか詳しく説明すると、すりみ連合の代表曲といえば、「蛮殻ミックスモダン」だろう。
蛮殻ミックスモダンは、すりみ連合3人の実家である、通称御三家に伝わる流派を混ぜこぜにした楽曲で、すりみ連合のすりみ連合っぽさは、この楽曲を指しているといっても過言ではない。
この楽曲より後に制作されたであろう「衝天プチョフィンザ」や「張拳ゴーアヘッド」などは、蛮殻ミックスモダンの一部要素を含んでおり、同じユニットの楽曲と言われても納得する仕上がりだ。
しかし、「疾風怒涛カチコンドル」と「天命反転ローリンストン」には、すりみ連合らしさが薄い。
ないとまでは言わないが、それでも先述した楽曲と比べると、異質さを感じるだろう。
この2曲には、ある共通点がある。
それは、どちらも制作されたのが蛮殻ミックスモダンよりも前、すりみ連合として活動して間もない頃の楽曲である、という点だ。
おそらく、活動初期はどういう方向性で進んでいくか曖昧だったのだろう。
その中で、蛮殻ミックスモダンがヒットし、以降の楽曲は、その楽曲の特色を含むものが作られていった、と考えられる。現実の音楽ユニットでもよく目にする流れだ。
そう、つまりこの2曲の異質さの正体は、「活動初期の方向性が定まってない感」といえるのではないか?
少なくとも私はそう感じている。
私は、元からこの2曲が大好きであったが、この「活動初期の方向性が定まってない感」を感じてからは、より一層、魅力的に見えるようになった。
すりみ連合の方向性が定まって以降、この2曲のような楽曲が発表される確率は大幅に下がるだろう。
だが、その唯一性こそ、この2曲の魅力であろう。
