毎度皆様こんにちは。
今回は「物語と作り話」の違いと「創作において需要に応えるとはどういうことか?」について考えていこうと思います。
そもそも「物語」とは何をもって物語なのでしょうか?
私が考える「物語」とは「主人公が選択と決断によって現実を変えていくシナリオ」であると考えます。
平坦な日常の中で運命的な出会いにより世界の命運を背負うことになってしまったり、
普段は遠くから見ているだけの学園のヒロインとお近づきになって波乱な日々へと投げ出されたり、
新たな環境に飛び込むことでいつもの日常が非現実的なモノになり振り回されたり。
そんな様々な現実や不都合に対して主人公が自分の意思で選択し、決断することで運命を変えていく。
その選択の主導権が主人公にあってこその「物語」です。
とりあえずチート能力があって嫌なヤツを懲らしめて主人公様バンザーイという筋書きだとしてもそれは変わりません。
チート能力を持つ者ならではの葛藤や理解されない苦しみや嫌なヤツに日常を踏みにじられる悩みを主人公が真っ当に向き合い、自律判断によって行動し運命や現実を克服していく。
それは紛れもなく「物語」として読者や視聴者が楽しめるモノだと私は思います。
そしてそれはそのまま「需要に応える創作とは何をもってそう言えるのか?」という問いの答えにも繋がることです。
現実にはあり得ない圧倒的不都合を主人公が自らの能力や行動で克服していくカタルシス。
リアリティがない程の理想的な恋人との甘い日常。
それらを楽しむことができるのも主人公が自らの現実に向き合い、自分なりの答えをもって行動し望む理想を手に入れるからこそ。
その為のシナリオであり構成法や表現術なのです。
あなたの描き出す主人公はどのような現実を覆すのでしょうか?そしてどのような理想を成し遂げるのですか?
それをしっかり文章に載せられたとき、あなたの「物語」はきっと読者やクライアントの胸を打ち必要とされるでしょう。
あなたなりのシナリオの行く末を決められるのはあなただけです。
是非勇気を持って一歩踏み出してください。その先にこそあなたの望む景色が広がっているでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
