・はじめに
私は虚弱体質でそのせいで周りについていけず色々あった結果気がつくと精神病になっていました。何度か働いてみたものの長続きはせず案の定お金は徐々に無くなり、働こうにも身体が石のようになり普通の生活さえ送れない状態にまで悪化しました。見かねた母が私を役所の福祉課に連れて行ったことがきっかけで「地域活動支援センター」に通うようになりました。そして体調と生活リズムを整えようと頑張り始めて1年が過ぎた頃あるゲームの情報が公開されました。それは「ポケットモンスターソード&シールド」です。その日から私の「switch欲しい欲」との戦いが始まったのです!

※この記事は私の実体験に基づき、私の観点からその状況や感じたことを1つの解釈としてまとめた記事となります。
・地域活動支援センター時代の我慢
地域活動支援センター(以下地活と呼びます)で頑張る事1年、徐々に心身整っていきましたがまだステップアップするには不安が残る状態ではあったので、もう少しそこで頑張ることにしました。しかしそこでの工賃は週4日通所で1か月あたり1500円前後の為1年貯めてもswitch代の半分ほどでした。しかも2か月に1回しか工賃が支給されないので日々の交通費やお昼代に消えます。弁当を持参すればもっと節約出来たのですが、当時の私は朝に弱く通所するので精一杯だったのでたまたま調子が良い時に持っていく程度しか出来なかったです。そこで私は「switchは今の自分の身の丈に合っていないから今は諦めてステップアップに集中しよう」と割り切り、社会復帰のための心身を整え自己分析に集中することにしました。
今にして思えばこの時就労支援B型を目標に動くべきだったと思います。しかし当時の私は知識がなく、知ることに強い恐怖感があったのでスタッフさんに頼りきりで、地活の責任者職員に「週5で通えるようにならなければB型は無理だ」と言われていたので週5で通う体力をつけなければ就労Bに通えないと本気で誤認して無駄な努力していました。
※今にして思えば就労支援B型をA型レベルだと勘違いするような無知なスタッフに腹が立つし、そんなスタッフを信用した自分にも腹が立ちます。
地活のルールが「1番出来ない人」に合わせて制限がキツくなったせいで地活での活動内容がつまらなくなり「もうここはダメだ」と思うようになってから就労支援系の動画を見て学び、就労Bに行く方に舵を切ることにしました。その間スタッフと揉めたりと色々ありましたが過去にコラムで詳しく語っているので割愛します。自分の情けなさとスタッフの無知ぶりに私の怒りは頂点に達し、怒りをエネルギーに変えることでかなりの行動力を発揮しました。そして地元のB型作業所に見学に行きまくりその中で1番通いやすい就労支援B型にステップアップすることになりました。
・地活時代にswitch欲を抑えるのに貢献したもの3選
①ポケモン剣盾の対戦実況
「ポケモンの対戦ゲーム実況ならば基本対戦に関する事しか話さないからゲーム本編のネタバレを食らう事はないのでは!」と思い見始めました。ポケモンというコンテンツに触れたいが金銭的に無理でネタバレを食らいたくない当時の私にはピッタリでした。しかもポケモン対戦は色々な人がYouTubeで動画を大量に上げているので飽きるほど沢山見ることが出来ポケモン剣盾やりたい欲も落ち着いたのでありがたかったです。

②テイルズオブザレイズ
テイルズオブシリーズの歴代キャラクターがクロスオーバーするスマホゲームで基本プレイは無料。課金要素ありですが無料石を多めに配ってくれるので基本無課金でプレイすることが出来ましたし、楽しいテイルズの戦闘をお手軽に出来るし、普段スルーされる私の推しシリーズのキャラにもしっかりスポットを当ててくれたのでサービス終了までの約7年間死ぬほど楽しませてもらいました!このゲームに関しては特に思い入れが強く話すと長いので個別で紹介したいぐらいです。
③僕のヒーローアカデミア
アメコミがモチーフの少年漫画でヒーローが職業としてある世界でヒーローに憧れる少年がヒーローになるまでを描いた作品。当時はアニメ3期まで放送が終わり4期を待っている間BSで1〜3期の再放送がありそこからハマりました。ジャンプのバトルマンガらしい熱い王道展開かつ今までのジャンプ作品にはないヒロアカらしい部分が熱いモノが好きな自分にヒットし夢中でアニメを見ました。
・地元の就労支援B型時代の我慢
世間では工賃が低すぎると話題のB型とはいえ時給が3桁になったので週3回の通所でも地活の工賃の3倍ほどの額になるので当時はとても嬉しかったです。
通い始めて確かに工賃は地活時代より良くなりましたが問題がいくつかありました。1つ目は地活時代に仲良くなった友人Aが私を追いかけて同じB型作業所に来た事です。彼女の距離感と発言には少し違和感を抱いていましたが、この地元のB型作業所のノリでゴリ押すやり方が友人Aと最悪の噛み合いをし、距離感のバグが更に悪化し私は毎日謎の疲労感に悩まされる事になりました。
そして2つ目は幻聴?とずっと話している利用者がいる事です。その子は作業時間の4時間うめき声のような声や呪文のような言葉をずっと繰り返して作業を一切しないのでかなりきつかったです。たまにスタッフさんが声掛けすると受け答えして一時的に止まるんですが直ぐに再開するので段々とスタッフさんの声掛けも癇に障るようになりました。しかもその子は送迎で来るので絶対に休むことはないから週5で通うということは、その子の奇声を作業BGMにおよそ週20時間は耐えなければいけないということでした。イヤホンで音楽を聴きながら作業可能だったので対策してたんですがイヤホンも意味をなさない奇声だったので音量上げすぎて耳と頭がおかしくなりました。限界だったのでスタッフさんに苦情を言いましたが、要約すると可哀想な子だから耐えてというようなことを言われ無理でした。可哀想なのは分かるんですよ…でもここは就労支援施設で就労を目指す人のための施設のはずです。B型の作業さえ出来ない人がくるのは間違っていると思います。よく障害児の親で子供を普通級に無理して通わせて周りに負担をかけて迷惑をかける親いますけど、その問題と近いなと思いました。
※今にして思えば聴覚過敏用のイヤーマフを買うのが最高の対策だったと思います。
別な作業所に移ろうにもこの作業所での作業内容が好きだし向いていたので中々止める選択は出来ませんでした。正直この時はswitchよりもここに通い続けるためにノイズキャンセリングイヤホンが欲しいと思いました。耐えながら1年半ほど経ったある日その子が別な所に行くことになり、それからは作業所の支援の質が上がったので週5で通うのを目標に頑張り始めました。
※ちなみにこの頃、親に買って貰えないのかと友人Aに聞かれましたがニートの分際で親に1万以上するものをねだるのは申し訳ないし、親としても穀潰しに買ってやる義理はなかっただろうから無理でした。友人Aは私よりも年上なのに親に買って貰えて甘やかされているからそういう発言が出てくると思ってしまい段々憎くなってきました。
結局この作業所に通い続ける日々のストレスと疲労が勝りお金を食べ物に使ってしまうのでswitchを買うためのお金が溜まることはなかったです。それどころか友人Aにswitch買えないと愚痴ると「沙鞠ちゃん家貧乏だから、あっ…」と言われたり、新しく支援級から上がってきた子のswitch複数持ってる自慢を聞かされたり、周りの子達の楽しそうなswitchゲームの会話を日々聞かされ心身は疲弊していきました。正直「親に買ってもらえる年齢の子は分かるけど私と年が近い引きこもりはなぜ持っているのよ!?」と腹が立ってくるようになりました。この頃は現状を変えたくて断捨離節約の動画で勉強していたのですが、動画にたまに出てくるswitchを放置している人に対して「なんでこんなに面白そうなゲームが沢山出ているゲーム機を半年以上放置できるの!?」と赤の他人に怒りを感じるくらいには我慢の限界に来ていたと思います。

それから1年頑張り2年目に事件が起こりスタッフと揉めてボコボコにされた私は希死念慮に襲われ、もともと酷かった生理痛が拷問クラスの痛みになりました。この事件については過去にコラムで全部吐き出しているので割愛します。その後は卵巣腫瘍であることが判明し婦人科に通うことになりました。相談員さんと何度も今後について相談を繰り返し自分をここまで悪化させた事業所にいれば自分はやりがい搾取されて破滅するだけ、別なB型作業所に移って改めて心身のバランスを整える方が良いという結論にいきました。
※この間姉が自腹でswitchを買っていたのも精神的に追い打ちをかけていました。姉も作業所通いなのですが私より通所日数が少ないのに工賃が上だったのも憎かったです。
・地元の就労支援B型事業所時代にswitch欲を抑えるのに貢献したもの3選
①Dr.STONE
ある日人類が石化して3700年後、全ての文明が滅んだ世界で目覚めた主人公が自身の科学知識で文明と人類を復活させながら石化の謎に迫る物語です。今まで見てきたジャンプ作品にはない展開や設定がめちゃくちゃ面白くて地活時代からドハマりしていたのですが、ここ5年間でアニメを何度も見返すほどでハマりました。正直ここ10年で流行ったジャンプ作品の中で1番好きです。推しにも出会えたのでこのアニメのおかげで新しい事業所に移ってから心身が安定していくことが出来ました。
②ゲーム実況
ゲーム実況を見始めて15年ほど経ちますが、特にこの時期は自分がやりたいゲームがほぼswitchだったのでプレイできないゲームの実況を見れたおかげで周りのゲーム好きの人との会話についていけましたし、手持ちのハードでプレイ可能なゲームは実況がきっかけで購入してプレイしました。正直に言うとswitch欲しい欲を増長させた部分もありますが、同じぐらい欲を抑えてくれたコンテンツでもあるので紹介しました。古いゲームの実況ならネタバレの心配も無く、物欲を掻き立てられても中古で安く買えるのでよかったです。
③ブルーロック
100人の高校生ストライカーから最強のストライカーを決めるというサッカーとデスゲームが合わさった作品です。何か面白いマンガはないか探していた時にアニメ化が決定したのでレンタルで読んでみることにしました。自分が今まで読んできたスポーツ漫画にはない展開やキャラクター同士の殺伐とした関係が面白くて一気に読んでしまいましたし、当時新しく作業所に来た子がオタクだったのでオススメしたらハマってくれて沢山語り合えたので楽しかったです。
他にも過去にお世話になったゲームを紹介しているので興味がある人は見てみてください。→https://no-value.jp/column/60825/
・現在の事業所に来てから好転
2年前、現在もお世話になっているB型事業所に移ったことで事態が好転し始めました。まず工賃が週3回通所でも前の事業所で週4回通った時の額を超えるどころか目標にしていた1万円に達したのが大きいです。前の事業所にいた時「せめて月1万円貰えれば買えるモノが増えるのに!」と何度思ったことか!しかしそれでもおよそ4か月は我慢しなければ自分でswitchを買うことは出来ないので当時の自分は社会復帰のため生活を良くするモノにお金を使うようにしていました。
そして通所して2か月が経とうとしていた2023年のクリスマス。タイミングよく父がボーナスを貰いそのお金を私たち家族に分けてくれたことでついにswitchを買えるようになったのです。どうやら母が父に私が1年特に頑張っていたことを話してくれたみたいです。この時私は断捨離を頑張っていたので断捨離のおかげで運気が良くなったんだと本気で思っています!なぜなら30年以上生きてきて父からお小遣いを貰ったことなどなかったからです!更に断捨離に燃えた私は「2023年中に膿を出す!」と意気込みswitchをお迎え出来る部屋にするため大掃除を頑張り、新年を迎え1月3日にswitch有機EL版をゲオの新品ソフトセット割り(-2000円引き)で購入しました。

・switch購入後
この5年間switchを購入したら最初にやるのはポケモンシールドと決めていました。ドキドキしながらswitchを開封し携帯モードでプレイしてみて画面の美しさに感動。しかし数十分プレイしたところ重さに力尽き1時間もしないうちに止めてしまいました。本当なら後30分はプレイしたかったはずなのにゲームをする為の気力と体力がここまで落ちている事が悲しかったです。
switchを買って3か月くらいは自分がswitchを買った実感が薄くて触らない期間があったり、switchを見るたびに「私の部屋にswitch!?」となっていましたが、元気な日にちょこちょこ進めるようにしていたら自然にゲームをする習慣がつきスマホ依存から抜けることが出来ました。
・最新ゲームできない私コミュニケーションに躓く
新しい作業所にきて何度かゲーム好きな利用者さんとお話する事があったのですが、せっかくポケモンが好きで話せそうと思ったら相手は最新作の話がしたい方で私が過去作で止まっているのでガッカリさせてしまった事がありました。他にもswitch2をゲットした方とも何度かお話したのですが最新のゲームの話が話題になりがちで、ゲーム系のチャンネルを沢山見てなんとか話題についていってましたがイマイチ会話を盛り上げることが出来ないのが悲しくて「今やってるゲームを早くクリアして早く次のゲームをやらなきゃ!」と焦ることもあり、switchを買えなかった5年間の重みを強く感じる出来事でした。冷静になってみて自分の1番のストレス発散法なのに自分のペースでコンテンツに触れられない事にストレスを感じるのは良くないと気づき、これからは周りに流されないようにゲームを楽しもうと心を改めました。
※今ならswitchを買って貰えない子供がゲーム実況を見て周りの話題についていこうとする気持ちが分かります。
・購入から2年半経ち現在
switchを購入してから2年半。気がつくと1か月に1作品クリアするぐらいの頻度でゲームが遊べるようになり、ゲーム時間が生活の一部として習慣化してきました。
しかし定期的にゲームしかやる気が出ない状態になることが増え、家事や社会復帰のための行動に身が入らなくなって生活に悪影響が出るようになってしまいました。これはおそらくswitchゲームをやりたくて仕方なかったこの5年間を取り戻そうとする発作のようなものが自分の中で起こっているのだと思います。我慢の反動って絶対に来るんですよね(泣)
この状態はゲームをクリアする事で段々軽減され落ち着く事が分かったので、最近ではプレイ時間が短いゲームを優先してプレイすることで効率よくゲームをクリアしゲーム欲を発散しています。
これからもゲームと楽しく付き合っていくために適切なゲーム選びと、心身の健康に気を使っていきたいと思います!
