あらすじ
大学生のキョヌ(チャ・テヒョン)は地下鉄の中でベロベロに酔っぱらった彼女(チョン・ジヒョン)と出会う。周囲に彼女の彼氏だと間違われたキョヌは彼女を介抱するハメに。そこから2人の付き合いは始まるが、彼女は凶暴な性格でキョヌを家来のように扱う。しかし翻弄されながら、キョヌは彼女に惹かれていた。一方、彼女はいつもあいまいな態度。そんな彼女が、両親の命令でお見合いをした夜、キョヌは急に現場に呼び出される。キョヌは複雑な思いを隠し、お見合いの相手(イム・ホ)に彼女と付き合う心得を教えた。キョヌの温かさに心動かされる彼女。2人は、お互いにあてた手紙をタイムカプセルに入れて丘の木に埋め、2年後に会おうという約束を交わして別れた。再会の日をじりじりしながら待つキョヌ。そして2年後、タイムカプセルを開けたキョヌは彼女が恋人を亡くし、その面影をキョヌに見ていたことを知る。さらに1年後。彼女は亡き恋人の母の勧めでお見合いをする。そこに現われたお見合いの相手は、なんとキョヌ。彼は、彼女の亡き恋人のいとこだったのだ。そして2人は、テーブルの下でしっかり手を握り合うのだった。
出典:”猟奇的な彼女”、KINENOTE(https://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=33136)
感想
酒癖と口の悪い彼女(チョン・ジヒョン)は最後まで実名が明かされない・・・。何故かなぁ?と思いながら観ていたら、なるほどそういう事だったのか!と言う、結末。巧みな作品構成である。地下鉄内で酔っ払った彼女は正しい事を言うが、その後の姿が・・・。恋人に間違われた人の良いキョヌは、何で俺がとブツブツ言いながらも、酔いつぶれた彼女をホテルにおんぶして連れていき、介抱するが・・・。映画の前半部分は、彼女からの無茶な要求に健気に応えようとするキョヌの姿に同情しながらも、彼女のシナリオを実写化したかのような劇中劇の箇所など、やや違和感を覚えながら鑑賞。ですが、後半パートで明かされる彼女がキョヌと会った日に酔っぱらっていた理由と、前半はとても優しいが、何処か頼りなかったキョヌが、3年の間に成長していく様。彼女と再び会おう約束した木が枯れてしまったがキョヌが植え替えていた件など。徐々に心が響いてくる。そして彼女が何故キョヌに無茶な事ばかり言っていたのかも。序盤のキョヌのお母さんの子供を亡くした叔母さんに会いに行きなさいよと言うさり気ないシーンとラストのそういう事だったのか!という作品構成。魅力的な彼女の酔っ払いながらもお年寄りのは席を譲れ!という正しき言葉をピンクシャツの若者に言ったり、様々なルール。喫茶店では、コーラではなく珈琲を頼む・・・。など氷解した時にヤラレタナァと思った作品でした。
