(あらすじ)
荒木村重は織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。城は織田軍に囲まれ孤立無援に。
村重は妻・千代保を支えに城と人々を守ろうと苦心していた。そんなある日城内で少年が殺される事件が発生。その後も次々と怪事件が起こる。容疑者は密室と化した城内にいる。家臣か身内の誰か。城外は敵軍、城内は裏切り者。誰もが疑心暗鬼になっていく中、村重は牢屋に囚われた危険な天才軍師・黒田官兵衛と共に謎の解決に挑む。
事件の真相とは?
(観て感じたこと)
本作の原作を読んでいた私はこの映画化がとても楽しみだった。村重と官兵衛とのやりとりが絶妙に面白い。最初は互いに手探り状態だったが、事件が発生するにつれ最後には杯を酌み交わすようになる。ミステリー好きとしては、容疑がある家臣にもう少し踏み込んだセリフがあったところがカットされたことが残念だった。最後の結末が大どんでん返しには、知っていたとはいえ息を呑んだ。信頼関係、忠義など…現代では薄れていることを訴えた作品だと思った。
