「EDMとは?」
EDMは「Electronic Dance Music」の略称で、電子的に制作された音を使い、ダンスを目的として作られる音楽を指す言葉です。シンセサイザーやサンプラー、コンピューターなどの電子機器を使って音を作り、一定のリズムや繰り返しを入れた楽曲が数多くあります。
EDMは、一つのジャンルだけを指す言葉ではありません。ハウスやテクノ、トランス、ダブステップなど、さまざまな電子ダンスミュージックを含む、幅広いカテゴリーとして使われています。そのため、EDMという言葉だけで音楽のテンポや音色、構成が決まっているわけではなく、ジャンルによってサウンドには大きな違いがあります。
EDMの背景には1970年代のディスコや、1980年代に発展したハウスやテクノなど、以前から存在していた電子的なダンスミュージックがあります。2000年代以降はデジタル技術やインターネットの普及によって電子音楽の制作や流通が広がり、EDMは国境を越えて発展していきました。
「EDMの歴史」
EDMの歴史をたどると、その背景には1970年代のディスコがあります。ディスコでは、録音された音楽をクラブで流して踊る文化が広がり、電子楽器を取り入れたダンス向けの音楽も発展しました。特にシンセサイザーを使った作品は、後の電子ダンスミュージックにも影響を与えています。
1980年代にはアメリカのシカゴでハウス、デトロイトでテクノが発展してきました。1980年代後半にはイギリスを中心にレイヴ文化も広がり、ハウスやテクノなどの電子ダンスミュージックがさまざまな地域へ広がっていきます。
1990年代になるとトランスやドラムンベースなど、新しい電子ダンスミュージックのスタイルも発展しました。電子ダンスミュージックはジャンルを細分化しながら広がり、クラブやレイヴだけでなく、さまざまな地域の音楽文化にも取り入れられていきました。
2000年代以降は、デジタル技術やインターネットの普及によって、電子ダンスミュージックの制作や流通がさらに広がりました。電子ダンスミュージックに関するイベントやフェスティバル、インターネットの情報発信も世界各地で増え、「EDM」という言葉も広く使われるようになりました。
「EDMの特徴」
EDMの特徴は、電子楽器やコンピューターを使った音作りと、ダンスを意識したリズムにあります。
シンセサイザー、ドラムマシンなどを使ってさまざまな音を作り、繰り返しのあるリズムを取り入れた楽曲が数多くあります。EDMにはさまざまなスタイルが含まれているため、テンポや音色、リズム、曲の構成は作品によって異なります。ハウスやテクノ、トランス、ダブステップなど、それぞれのジャンルによって異なる特徴を持っていることもEDMの大きな特徴です。
「代表的なアーティスト」
EDMの発展と普及には多くのDJや音楽プロデューサーが関わりました。
Avicii(アヴィーチー)は、2010年代のEDMを代表するアーティストの一人です。代表曲「Levels」や「Wake Me Up」で世界的な人気を集め、電子音楽にポップスやフォークなどの要素を取り入れた作品でも知られています。
「Levels」はグラミー賞の最優秀ダンス・レコーディング部門にノミネートされ、「Wake Me Up」はEDMと他ジャンルを組み合わせた音楽を広く知られるきっかけの一つとなりました。
David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)は、フランス出身のDJ・音楽プロデューサーです。ポップスとダンスミュージックを組み合わせた楽曲を数多く発表し、EDMが一般の音楽市場へ広がるうえで大きな役割を果たしました。2010年には「When Love Takes Over」とアルバム「One Love」でグラミー賞にノミネートされ、その後も多くのアーティストとのコラボレーションを行っています。
Tiësto(ティエスト)は、オランダ出身のDJ・音楽プロデューサーです。2000年代にはトランスの代表的なDJとして活動し、2001年のアルバム「In My Memory」によって国際的な知名度を高めました。その後はEDMの流行に合わせてビッグルーム系のエレクトロハウスなどにも活動の幅を広げ、2010年代のEDMシーンでも主要なアーティストとして活躍しました。
「EDMの特徴」
「EDMの特徴は、シンセサイザーやドラムマシン、コンピューターなどを使って作られる電子的なサウンドにあります。
楽曲では、一定のリズムや短いフレーズを繰り返しながら、音を重ねて展開していく構成がよく使われます。
特にダンス向けの楽曲では4拍子のリズムに合わせてキックドラムを一定間隔で鳴らす「4つ打ち」が使われることがあります。
また、EDMではDJによる選曲やミックスも重要な要素です。クラブや音楽フェスティバルでは、複数の楽曲をつなぎ合わせるDJパフォーマンスが行われています。
EDMにはトランス、ダブステップなどさまざまなスタイルが含まれるため、テンポやリズム、使用される音色や楽曲の構成などには大きな違いがあります。
