「学校のチャイムはいつから使われているの?」
学校で「キーンコーンカーンコーン」というチャイムが使われるようになったのは、今から70年ほど前の1950年代半ばとされています。
それ以前の学校では、終業の合図として、ベルやブザーなどが使われていました。地域や学校によっては、職員が鐘を鳴らして時間を知らせることもあったようです。
1950年代になると、それまでのベルやブザーに代わって、現在おなじみのメロディを使ったチャイムが日本の学校に広がっていきました。
「キーンコーンカーンコーンの正体」
学校でおなじみの「キーンコーンカーンコーン」という音はイギリスの「ウェストミンスターの鐘(Westminster Quarters)」と呼ばれるメロディがもとになっています。
このメロディはイギリス・ロンドンのウェストミンスター寺院にある時計塔の鐘の音として知られています。
日本では、この鐘の音をもとにしたメロディが学校のチャイムとして使われるようになり、全国に広がっていきました。
そのため、「キーンコーンカーンコーン」という学校のチャイムは、単なる時刻を知らせる音ではなく、イギリスの鐘の音をもとにした歴史のあるメロディなのです。
「なぜこの音が使われるようになったの?」
戦後の学校では、始業や終業を知らせるために、ベルやブザーなどの音が使われていました。しかし、戦時中の空襲警報を連想させるような、けたたましい音を嫌う人もいました。
そこで、もっと穏やかで聞きやすい音を学校の合図に使おうという動きが生まれました。
その候補として使われるようになったのが、イギリスのウェストミンスター宮殿の時計塔から流れる「ウェストミンスターの鐘」のメロディです。こうして、このメロディを使った学校のチャイムが日本各地に広がっていきました。
「学校によってチャイムは違う?」
学校のチャイムといえば「キーンコーンカーンコーン」が有名ですが、すべての学校で同じ音が使われているわけではありません。
学校によっては、電子音のチャイムや、時間帯に合わせた別のメロディを使っている場合もあります。
そのため、学校のチャイムには、それぞれの学校や地域によって違いがあります。
「まとめ」
学校のチャイムは、学校生活の始まりや終わりを知らせる大事な合図として使われています。
「キーンコーンカーンコーン」という音は多くの人になじみがありますが、現在でも学校によって使われている音やメロディには違いがあります。
時代の変化や学校ごとの工夫が取り入れられており、私たちの生活を身近なところで支えている音の一つといえるでしょう。
