よい休日の過ごし方とは?

Q:よい休日と聞いて皆さんはどんな休日が良い休日だと思いますか?
A:私は、ゴロゴロ寝て過ごすより、外に出て活発に活動する方がよいと思い込んでいました。予定がたくさんあってやることがたくさんあるのがよい休日だと思っていたからです。
ですから休日にゴロゴロ寝て過ごすことが悪いことのように思っていました。
休日をゴロゴロ寝て過ごすたびに罪悪感を感じ、うつうつとするループから抜け出せないでいました。

そんな中、余暇の過ごし方を話し合う機会がありました。
「昨日何をしてた?」そんな簡単な質問から始まったと思います。
正直に「休日はゴロゴロ寝て過ごします。」と言ったら「よい休日だね!」と返ってきました。私はその返答にびっくりしてしまいました。聞き間違いかしらと思いましたが「寝て過ごすなんてサイコーじゃん!」と続く言葉に、聞き間違いじゃなかった!とまたびっくりしてしまいました。
私が、「よい休日って予定がぎっしりで、忙しくしていることだと思っていた。」と話したら、「それも一つのよい休日だと思うけど、無理して予定を立てて過ごすより家でゆっくりゴロゴロする方が私には合ってるな。」との返答が返ってきました。その言葉に頭をガツンと殴られたような気がしました。
私は「自分に合ってる」という感覚で休日を考えたことがなかったからです。だから「休日は有意義なものでなくてはいけない」という固定観念に凝り固まっていた私には衝撃的な話でした。
最初はなかなか受け入れられませんでしたが、「何もしないでゴロゴロ寝て過ごすなんて贅沢だよね!」と言われ「確かにそれは贅沢な休日かも・・・。」と相づちを打っていました。
よくよく「よい休日」というのを考えてみれば、「よい休日」とは私にとってどうなのか?ということであって、他人から見た私がどうなのか?ではないと気付いたのです。

まとめ
需要と供給のバランスではないですが、自分の体が休みを欲しているならその欲求に素直に休んでみるのがよい休日の取り方ではないか、と思えたんです。他人からよく見られたいから予定を詰め込むのはなんだか「よい休日」の過ごし方ではないように感じました。
もちろん考え方は人それぞれだと思います。ただ私はこの考え方で休日にゴロゴロ寝て過ごすことに罪悪感がなくなりました。そして「よい休日」という言葉に過剰反応しなくなりました。
今では休日に寝て過ごすという贅沢を堪能しています。
このことを通して休日に良いも悪いもないのではないか?ただそれが今の自分に必要だったのかということじゃないかなと思えるようになりました。
今では、心も体も満足出来たらとっても充実したよい休日だったな!という考え方になってきました。
休日に対するちょっとした考え方の一例として、皆さんの余暇活動の参考になれれば幸いです。

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