【卒業】悲しみじゃなく喜びの涙を流したい

大学でお馴染みのローブセットと卒業証書。そして卒業を物語るかのように、桜の花びらも空から降ってきた。

皆さんこんにちは。優しい春が始まったばかりの3月は卒業のシーズンです。3月といえばひな祭りといった女の子の成長を見守るイベントやホワイトデーといったマイフレンド・イベントが印象深いですが、その一方で卒業式の練習もいよいよ大詰めになった時期でもあります。

「卒業」とは、「長い間御世話になった学び舎に別れを告げる」事を意味する存在感の大きい言葉です。言葉の中でも「卒業」は「別れ」を物語る程インパクトが強く、逆に卒業生一同に寂しい印象を与えてしまうというデメリットもありがちですが、「出会いもあれば別れもあり、別れもあれば出会いもある」事に何一つ嘘はありません。学校生活では文化祭・合唱コンクールが終わると本格的に部活動を引退し、受験勉強に本格的に勤しみ始めるケースがよくあります。新しい365日の始まりを迎えた1月からは受験勉強が本格化し、高校・特別支援学校高等部・大学など、それぞれ志望校への進学を希望する受験生兼卒業生一同の本当の戦いが始まります。受験勉強も学校生活の終盤戦の風物詩として有名ですが、中でも卒業式関連イベントが特に残された学校生活の風物詩のイメージが強いです。卒業式関連イベントとしては、音楽の授業を利用した卒業ソングの合唱練習、後輩達からの卒業祝いに感動する予餞会、そして卒業証書の貰い方などを学んでいく卒業式練習が主な風物詩です。勿論卒業式に向けた教室の大掃除もその一つに含まれます。これまでのイベントもそうですが、特に卒業式関連イベントは、仲間達が長年培ってきた最高のチームワークを試すかつてないラストチャンスなのです。そして何度も経験してきた学校イベントを経て、卒業式の日を迎え、暖かい眼差しで見守ってくれた学校に別れを告げる時がやってきました。卒業式はまさに、青春ドラマの最終回のテーマとして起用され、数々の青春ドラマのラストを華やかに締め括ってきました。育ててくれた親、共に手を繋いだ同級生、そして明るい未来へ導いてくださった先生方も、泣きながら卒業式に臨まれます。卒業証書の授与、卒業祝いのスピーチ、卒業ソング合唱を経て、卒業生一同は新しい人生のドライブという名の扉の向こうに歩いて行きました。

小学校・中学校・高校・特別支援学校・大学は長い人生の中でそれぞれ僅か数年程しかありませんが、学校生活の中で学んできた事、そして同級生達と紡いできた友情の輪は決して無駄ではありません。一人一人が、人生という名のドライブをそれぞれ個性の異なる車で楽しむ運転手なのです。

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Ω・D・BUILD

東北出身の期待の新人。主にパソコンのペイントアプリで制作しておりますが、たまに手描きで描く事もございます。趣味はイラスト、お絵描き、漫画鑑賞、テレビゲーム、アプリゲーム。憧れの漫画家およびイラストレーターはゆでたまご先生、鳥山明先生、尾田栄一郎先生、荒木飛呂彦先生、あかつきひなさんです。よろしくお願いします。

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