【春のお墓参り】桜咲く墓地にて想いをつなぐ

桜咲くある町の墓地にて、一人の男性が墓前に花を手向けていた。

皆さんこんにちは。天国の人達に祈りを捧げ、想いをつなぐ「お彼岸」というシーズンがいよいよ終盤を迎えようとしております。そこで今回は、春のお墓参りについてご紹介したいと思います。

お彼岸の時期に大切な人達を想う春のお墓参りは、その人の想いを背負って新しい年度に向かって歩き出す為の第一歩ともいうべきイベントです。例えば、ドラマなどでは、受験勉強に合格した一人の女子高生が合格した事を亡き父の墓前に報告し、過ちを謝罪するシーンがよくありがちです。その女子高生は中学に進学してから思春期と反抗期でそれまで「大好き」だった父を邪険に扱うようになってしまい、ついには「大嫌い」と言い放ってしまいます。大学の受験勉強の本番を迎えた高校生活のある日、大病で倒れていた父が危篤状態に陥ったという知らせを受けて、女子高生は急いで父のいる病院に駆け付けましたが、彼女が駆け付けた時には既に意識は無く、一生懸命な闘病もむなしく父はこの世を去ってしまいました。父に直接それまでの過ちを謝罪する事は叶わず、女子高生は泣き崩れてしまいました。父の葬儀を経て、亡き父に謝罪する為受験勉強に臨んだ女子高生。待ちに待った合格発表の日、女子高生は無事、大学の受験勉強に合格したのでした。嬉しさのあまり同伴していた母と泣きながら抱き合った女子高生は、後日、亡き父の眠る墓地に足を運び、桜咲く大樹と春の優しさに見守られながら、受験勉強に合格した事を報告したのでした。どれだけ父を邪険に扱った過去を悔やんでも、一度起きた事はもう元には戻らず、亡くなられた父の命は生き返らない事は事実です。それでも尚、女子高生は亡き父に少しずつ謝罪していく為に、大学生活という名の新たな人生の扉に向かって歩いて行きました。また、お墓参りのシーンは、映画や洋画、邦画、アニメ、漫画などでもよくあります。

先日東北地方を再び大きな地震が襲い、まだ精神的に不安定な生活を送られている事と存じます。まだ余震は続きますので、余震に気を付けながら共に性別問わないみんなと希望の輪を紡ぎ、助け合っていきましょう。

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Ω・D・BUILD

東北出身の期待の新人。主にパソコンのペイントアプリで制作しておりますが、たまに手描きで描く事もございます。趣味はイラスト、お絵描き、漫画鑑賞、テレビゲーム、アプリゲーム。憧れの漫画家およびイラストレーターはゆでたまご先生、鳥山明先生、尾田栄一郎先生、荒木飛呂彦先生、あかつきひなさんです。よろしくお願いします。

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