映画『すずめの戸締り』を見ての感想です。

原作・脚本・監督  新海誠

キャラクターデザイン  田中将賀

公開2日目に見てきました。

【館内の様子は?】

上映回数が多いせいか、シアターの入りは

7割くらいだったでしょうか?

ネットで予約しなくても、問題無く見れました。

年齢層は、若い感じの人が多い印象でした。

【注意喚起】

この映画には『注意喚起』がありました。

 緊急事態発生時の警報アラームが流れるため、ご注意下さい。

 というものでした。

(たいした事ないだろう)と考えつつ鑑賞しました。

【あらすじ】

始まりは、主人公の女子高生『すずめ』が、

学校へ行く途中で、イケメン大学生の

『草太』とすれ違う所から始まります。

この『草太』は、廃墟にある扉を閉めて、

災害を未然に防ぐ『閉じ師』をしています。

『草太』が扉を閉めようとしている所を

見てしまい、『すずめ』も協力して、扉を閉めます。

【猫のダイジン】

この時に、『要石』となっていた『猫』を

『すずめ』は、解放してしまいます。

猫のダイジンが、『すずめ』に優しくされた

事から、『草太』の事を「邪魔」と言って、

『椅子の姿』に変えてしまいます。

【冒頭12分】

ここまでが、配信で流れている、冒頭部分です。

いつも通りの新海誠作品、という感じです。

私は、猫が【ラスボス】かと思ってましたが、

全然、違いました。

猫が『すずめ』に嫌われるとガリガリの姿

なったり、好意を持たれるとふっくらするのは、

分かりやすくて、良かったです。

【猫を追って】

前半は、猫を追って、旅をします。

九州からのフェリー代等は、なんと全て『スマホ決済』です。

現代っ子ですね。

【日本横断】

女子高生がどうやって、日本全国を渡り歩くのか?謎でしたが、

なぜか会う人が全て親切でした。

泊めてくれたり、服をくれたり、あり得るんでしょうか?

【扉を閉める】

猫を追いかけて、行く先々で、

廃墟の扉を閉めてまわります。

『草太』が椅子の姿なので、『すずめ』が

代わりに、扉を閉めて行きます。

廃墟の場所が、かなり危ない所もありました。

観覧車のシーンは、ハラハラしながら見ました。

【東京に到着】

東京でも、災いをもたらす扉を閉じます。

しかし、その際に『草太』が、

封印する『要石』となってしまいます。

【後半は東北までのドライブ】

後半は、要石となってしまった、『草太』

を救うために、『すずめ』が元々住んでいた、地域へ行きます。

スマホの画像からして『岩手県』あたりです。

実は『すずめ』は、震災で母を亡くして、

叔母に引き取られていたのです。

【『草太』を人に戻す】

幼い頃、『すずめ』は、母親をさがして、

扉の向こう側へ迷い込んだ事がありました

それを思い出した『すずめ』は、この場所の

扉から、『草太』を救いに行きます

無事に救い出せましたが、代わりの『要石』が必要なため、

猫はまた『要石』として、封印されてしまいました。

これについては、何の説明もなかったのが

少し残念でした。

【感想】

『すずめ』が『草太』と会って、

猫を追いかけて、旅に出る描写が

とても自然でした。

最後は、冒頭の泣いて歩く子供の姿も

解明されて、余韻に浸れる作品だと思います。

岩手県の『すずめ』の家にあった、

幼い頃の『すずめ』の日記が、

「3月11日」が真っ黒に塗りつぶされて

いるので、震災を思い出してしまいました。

緊急警報のアラームはなんともなかった

のですが、『3月11日』という文字には

反応してしまいました。

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初めまして、閲覧ありがとうございます。 短シッポのキジトラ猫が好みの猫好きです。 猫パンチをしない猫も好きです。 何かと猫を絡めて話してしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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