『Re:ゼロから始める異世界生活』【氷結の絆】の感想です。

『リゼロ』のOVA第2弾、鑑賞したので感想を書いてみようと思います。

原作・シナリオ監修:長月達平     キャラクター原案:大塚真一郎

監督:渡邊政治        キャラクターデザイン・総作画監督:坂井久太

※『ラム』と『レム』は、最後にちょっとだけ喋るだけです。

 すべてEMT(エミリアたんマジ天使!)な内容となっております。

【最初から】

魔獣との戦闘シーンです。教われている親子をエミリアが助けますが、

エミリアの『髪と目の色』を確認すると、

親子から『魔女だ!』と罵られてしまいます。

【一人暮らし】

前回の『Memory Snow』からの回想という形で始まります。

ロズワール邸の庭の雪像をみて、森の奥に氷像となっている仲間を思い浮かべます。

なぜか”エミリア”だけ、氷から目覚めることが出来たようです。

1年中、雪と氷におおわれた森で、一人暮らしをしています。

薄い寝間着に、裸足で雪の積もる戸外へ出て、小川の水で顔を洗います。

『Memory Snow』で、パックが屋敷を氷漬けにした時、

全く寒くない様子を「私はパックと契約しているから・・・」と

 ごまかしていましたが、

『氷結の絆』を見る限り、元々、あまり気温に左右されないようですね。

【村人との交流】

ときおり、森の近くの村へ生活必需品を買いに出かけています。

しかし、ここでも〈森の人〉と言われて、避けられています。

【”リア”じゃない】

パックは、最初から登場していますが、まだエミリアの事を 「リア」と呼んでいません。

パックだけは、最初から最後まで、エミリアの味方です。

【村人だけじゃなく】

村人だけではなく、精霊の神様?からも

〈ハーフエルフ〉だということで、消されそうになります。

【救いのない展開】

人間からも、神様からも避けられて、忌み嫌われる様子が

 延々と描写されます。

エミリア自身も

(私はハーフエルフだから、みんなから嫌われるの?)

 と思い悩みます。

【パックが頑張る】

理由は明らかにされませんが、パックがひたすら

 エミリアを救おうと頑張ります。

最終的にエミリアは

「私はハーフエルフの”エミリア”。この名前で生きていく」

 と悩みを吹っ切ります。

【パックと契約】

無事にパックと契約して、パックもエミリアの事を、

 『リア』と呼ぶようになります。

【そしてRe:ゼロ本編へ】

・・・と続くようです。

しかし、この展開に私は疑問を持ちました。

あまりにもエミリアが『嫌われる』描写が多いのです。

今まで私が見た作品なら、人間に見切りをつけて、

〈エルフの里のある、森の奥へ帰る〉場合が多いように思いました。

それが、エミリアは森を出て『生きる』決意を固めます。

この辺が、今回の作品のテーマなんだろうなーとは思います。

一人でも手を差し伸べる人がいれば、納得がいくのですが、

あくまで精霊の『パック』のみが理解者です。

その分、2人の〈絆は深い〉という意味なのかもしれませんが・・・。

疑問に感じた展開とラストでした。

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るぅふぁす

初めまして、閲覧ありがとうございます。 短シッポのキジトラ猫が好みの猫好きです。 猫パンチをしない猫も好きです。 何かと猫を絡めて話してしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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