
〔1〕
屍から身を潜めていたシカクと今置かれている状況下を話していた矢先に姿を消していた屍によってシカクは撃たれ頭が完全に消滅する二度と声どころか存在そのものが起き上がる事が叶わなくなる。
そして緑の▲-キナミは屍を前に構える。
キナミ「いつから…、お前達は此処に居たんだ。」
▼-屍「シカクが逃げるずっと前から・居たよ。。。、」
もう1体が《スゥ》っと顔を出し姿を現す
キナミ「逃げ道は、塞がれた…のか。」
〔2〕〔3〕
屍「いやお前だけは・。。。解放されるよ、」
キナミ「なに?」
屍「お前がシカクから。。。・〖経緯を聞くまで〗待つだけだったよ、」
キナミ「彼女が用済みと言ったのは、まさかそれが理由か?」
倒れ込んだシカクの傍まで移動すると
完全に動かなくなったのを確認した屍は会話を繋げる
屍「シカクはお前の存在を確定する手段だ。。。・彼女の存在意義は今絶えた、」
キナミ「過剰だよ、いくらなんでも」
屍「本来であれば既に居ない存在だった・時間としての差は無い、」
〔4〕
キナミ「お前達は皆やこの世界を破壊する為のAIだと思っていたけど・・・。
お前の説明を聞く限り俺を待っていたって事だよな、一体何を企んでいるんだ?」
屍「ワタシたちは。。。・頼まれたんだよ・主に、」
キナミ「主…?トゥイルのことか?」
屍「上だ、」 キナミ「まさかシカクさんが言っていた…」
屍「 あぁ。そう『0号』彼がワタシたちの主・」
〔5〕〔6〕
屍「主からの指令・主のもとへ5号を。。。、」
当然キナミは首を傾げた
今までの仕打ちを見ればいつ死んでしまってもおかしくなかった今
敵対していた存在からは生きろと言われた様なものだからだ。
キナミ「お前達から何を言われようとも俺はミオイさんのもとへ一刻も早く向かうつもりでいるんだ」
屍「好きにすればいい・。。。どうせ向かうことになる、」
キナミ「・・・どうせ…?」
屍「階段を登れ・【三角の世界/都市】に移動するサイトが。。。・部屋にある、」
キナミ「・・・随分と手際が良いじゃないか」
屍「主がどうお考えか分からないが・ワタシたちは終えたいだけだ。。。、」
屍「お前の逆だよ、」
〔7〕
キナミ「逆じゃない…俺も死にたいさ、でも何もしないよりずっと今がマシなだけだ。」
屍「CORPSEに・心が芽生えるのは理解出来る・。。。立場が違えばどれだけ良かったか、」
キナミ「シカバネもお前達も、同じなんだ。」
屍「同じ・。。。か、」
〔8〕〔9/1〕
屍「お前には。。。・悪い報じがある、」
キナミ「悪い報じ…?」 屍「。。。その前に・」
キナミ「な、何だ。」
屍「お前は主。。。・0号を知らないと・そう 言っていたな、」
キナミ「あぁ形も知らない、シカクさんからは青紫の人としか情報が無いよ」
彼の返答に屍は俯きながらも徐々に納得していった
屍「。。。そうだな、」
それもそのハズ、少なくとも0号がキナミの姿を捉えたのは
彼は自身の視界が曖昧な状態まま
ミオイによって地底に落ちていく直後なのだから。
キナミ「この世界の管理人として5号になってから一度もその人には会ってないよ。」
〔9/2〕
屍「。。。確かに・ワタシたちの一方的・だったな、」
キナミ「で、さっき言いそびれた悪い報じっていうのは一体何なんだ?」
屍「たった今。。。主から2号ミオイの状態について・直ぐに反応が出る。と、」
キナミ「ミオイさんの近くに0号が居るのか!?」
〔10〕
手にしていたミオイの棘に《ビキッ》と大きな亀裂が入り始める
屍「一気に割れ始めてきたな。。。・あとが少ない、」
キナミ「と、棘がっ?!ミオイさんが危ない…!」
0号から仕掛けてきたと勘違いをしているキナミを屍は見過ごせず
屍「誤解するな!主は何もしない・トゥイルと比べてくれるな。。。、」
どうやらトゥイルは多くのシカバネ達から嫌われている様だ
キナミ「悪い報じってこの事を言っているんだよな!?」
屍「あぁ・そうだ、先を急ぐなら。【三角の世界】に通ずるサイトへ案内しよう、」
キナミ「本当に手際が良いんだな…」
屍「。。。皮肉か・、」
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〚〚 36話が終わり、37話に続く 〛〛
