や、どうも。元気してます―――
……ちょい。
…ちょい待ってくれ、整理がついてない。え、昨日の記事の最後の文でうちの子呼ばないって言ったし
念押したはずだよね…。てかこれ状況見るにうちの子がここに来たとかじゃなくて
自分が向こうの世界行ってる感じじゃないかこれ?
明らかにどっかで見たことある事務所だし。何ならここ知ってるし…。
なんなんマジでほんとに…。いや、分かってた。分かってたよ勝手に来るかもってのは。
でもまさか自分が向こうの世界に飛ぶとかほんとに…
『お、主さんじゃん。お疲れ~(笑)』
主『…文面且つ口調だけだと予想がつかないので自己紹介をどうぞ』
『今更かよ(笑)』
『すでに見知った顔だろ私たち!(笑)』
主『…あー…。分かった。名前言わずとも分かったわ』
主『もしかしなくてもモノリスだよね、そうだよね』
モノリス『うんそうだけど…(笑)』
モノリス『何があったんだよ(笑)』
主『こっちが聞きたいわ!!!』
主『何で!?何で自分ここに呼ばれた!!?』
モノリス『いや~、そのほら…。ね、所長』
リュージュ『うん、この世界ももうすぐ終わるし一先ずお礼をしたいってモノリスが言ってたから』
主『お前かよ!!!!』
リュージュ『わっかんないなぁ…。なによ、むーって顔して』
主『いやそりゃむーってなるでしょ』
主『急に自分が君たちの世界呼ばれたら』
リュージュ『…まあ、ワタルを呼んだのは私なんだけどね』
主『はい!!!!!!!!!?』
主『ねぇ何してんの!!?マジで何してんの!!!?』
リュージュ『怒らないでってば、せっかく呼んであげたのに』
リュージュ『モノリスもちゃんと話しておきたいでしょ?』
モノリス『あー…。まあちゃんと話せてなかったしな』
モノリス『それもそうだし、思い出があんま無いからお礼ってお礼が出来ないんよ』
モノリス『言い出しっぺ私だけどさ』
主『あー…。まぁ……それなら仕方ないか…。たぶん上手くやれば帰れるだろうし』
モノリス『転移魔法あるよ~ん』
主『なんやその喋り方』
主『えー…。でなに?ありがとうが言いたいの?』
モノリス『まあ、今の世界に来てまだ数ヶ月だけど…今の場所ではお話出来なくなるじゃん?』
モノリス『まぁ新しい場所でも私たちみんな一緒だけど…だけど言うわ!言うね!』
モノリス『こんなへんてこで楽しい世界を創ってくれてありがとう!!!』
主『…おぉ…。なんというかすごい調子狂うな』
主『…まあうん…。お話できる場所が変わるだけで君たちの世界はずっと終わらないから
自分的にはこれからもよろしくお願いしますって感じだけど』
モノリス『めっちゃかしこまるじゃん』
主『いやかしこまるだろだって』
主『オリキャラにお礼言われたら』
リュージュ『もう、硬いこと言っちゃって』
リュージュ『何回も言ってることだけど、私たちはあなたの分身なのよ?
もっとくだけた感じで話してもいいのに』
主『十分くだけてると思うんだが』
モノリス『これでくだけてるは無理ない?』
モノリス『めっちゃ岩みたいになってるよ(笑)』
主『うるしゃい』
モノリス『…でさ~』
主『なんや』
モノリス『次の場所行っても所長と走ることになるん私?』
主『いやそれは自分に聞かれても―――』
リュージュ『ええ、なるわ。100%』
モノリス『マジかぁ…。なんかさ~…主さんいるから話せるけど怖いんよ(笑)』
リュージュ『怖いって、私が?』
モノリス『いや本気じゃなくて少し流す程度であんなに速いの怖いだろ!!!』
主『まあ車種が車種だし』
モノリス『…インプだからって問題でもない気がするんだよな』
主『どうだかなぁ…。MR-Sとインプって全然違うし』
リュージュ『全然ってほどでもないんじゃない?』
主『というと』
リュージュ『四駆か二駆かの違いでしょ?そんなに大したことないって』
主『………(-_-;)』
リュージュ『なに?』
主『……確かに怖いわ』
モノリス『それな』
リュージュ『ちょっと!?』
主『いや怖いだろ』
主『うちの世界に出てくる車はみんな事務所からの支給品なのに
一人だけ自前且つインプレッサってのがもうさあ』
主『それも所長には誰も勝てないって設定が付いてるからもう無理なのよ』
主『今更設定変えんのは』
モノリス『………』
リュージュ『…なによその顔…。すっごく鼻につくんですけど』
モノリス『いや…無理だなあって思っただけ』
リュージュ『なにが?』
モノリス『何度か車借りてるけど何が違うのかさっぱり分からんし』
モノリス『そもそも流しただけで回転数がちょっと…』
主『所長の普通は普通じゃないってことや』
モノリス『あー…。だからいつも本気で走ってないんだ…』
リュージュ『…ワタルにはあんまり言ってないけど、
たまにちょっと流すとみんな私のほうを―――』
主『そらクソ速いからな』
モノリス『…そっかぁ…。走るのか…新しい場所でも…』
リュージュ『ジー…』
主『その擬音あんまり声に出してる人おらんで』
リュージュ『…まさかとは思うけど、いつも戦う目的で走ってると思ってた?』
モノリス『そりゃ依頼の帰りとかに鉢合わせたら…』
リュージュ『…もう、そんなわけないでしょ』
リュージュ『そもそも、戦うとか…そんなつもりはございませんっ』
リュージュ『今の世界でモノリスに時々付き合ってるのは腕の差を教えるためだもの』
リュージュ『あと、何度も何度も言うけど、私が本気を出したことなんてめったにないんだから』
主『…実際本気は出してないからマジでなんとも言えないラインではあるけど』
主『お前さんの言う手加減が傍から見たら手加減の次元じゃないこともまた事実』
モノリス『フッ……(笑)』
リュージュ『…なによ急に』
モノリス『いや改めてすごいなぁって…。いろんな意味で(笑)』
リュージュ『なんか含みのあるセリフね』
モノリス『例の遠い高速で私のこと横から抜いてったときはほんとにビックリしたし
そんときはまだ知らない車種だったからあれだけど』
モノリス『正体知ったらあーねってなったわ(笑)』
主『うんでしょうね』
リュージュ『でしょうねってなによ』
主『いやまぁ…そうでしょうねって』
リュージュ『へんなセリフ…』
主『―――って話せんのもあと1ヶ月ちょいか…』
モノリス『!』
リュージュ『?』
モノリス『いや…もう1ヶ月かって思っただけでなにも…』
リュージュ『…さみしいの?』
モノリス『はぁ!!!?』
モノリス『なわけねぇだろ最初だけだわ!!!』
主『あー…最初なぁ』
主『お母さ~ん言うて仕事場に駆け込んで一緒に走ってもらってたもんなぁ』
モノリス『いやバラすな!!!(笑)』
モノリス『恥ずかしい恥ずかしい!!!(笑)』
リュージュ『その話なら私も前にしたよ?』
リュージュ『まぁ、そのときは相手が私だったから笑って済ませてたけど』
リュージュ『主さんに言われるとすっごく恥ずかしそうにするんだから』
モノリス『いや、恥ずかしいだろ!!!』
モノリス『所長と話すとき以上に恥ずかしいわ!!!』
主『…そろそろ時間か。まだ10分くらいあるけど』
モノリス『あ、ほんとに?』
モノリス『じゃあマジでこの状況…レアってこと!?』
主『いやそうでもないやろ』
主『何ならたまにこっち来てるときもあるし』
主『今日みたいにうちの子に呼ばれるってのがレアなだけでさ』
リュージュ『ふふっ…。どう?お気に召した?』
主『そういう話じゃない気がするけどまあいいや』
主『自分もなんだかんだここに来るのは初めて———』
リュージュ『📱(ポチポチポチポチ)』
主『…何しとるん』
リュージュ『ん?ああ、明日空いてそうな子がいるか調べて連絡してたの』
リュージュ『そしたら、ビンゴ!』
『📱』
モノリス『…え、所長…この子ひょっとして…』
主『…車種的に言えばS2000なんだけど…』
主『あーなるほど…。いいよ別に』
主『勝手に来るとかいうんじゃなければ』
リュージュ『うん、じゃあ決まりね』
リュージュ『そろそろ時間も来たし、私たちも持ち場に戻らないと』
リュージュ『じゃあね、ワタル!』
主『あいさいなら』
主『じゃあ自分はそろそろ帰らんとなので…って何してんのお前』
モノリス『別に転移魔法使うだけだよ(笑)』
モノリス『じっとしてじっと!(笑)』
主『いや、これ…たぶん規模的にヤバい気がするんだが…』
主『何故でしょうか、最悪なオチが見えてきた…。あーあ、嫌な予感しかしねえにゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!』
『✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨』
