絵本の世界は広くて深く、
文字だけでも絵だけでもなく、
「言葉 × 絵 × 読み手の声」が合わさって初めて完成するメディアです。
- 絵が語る部分
- 言葉が導く部分
- 読み手の声のリズムや間がつくる余白
これらが重なって、子どもにとっては“物語の世界に入る体験”に。
大人にとっては
- 「あ、これでいいんだ」と肩の力が抜ける
- 忘れていた気持ちを思い出す
- 子どもの頃の感覚がふっと戻る
そんな瞬間をくれるもの。
大人になると、情報も言葉も複雑になりがち。
そんな中で、絵本の短い文章や素朴な表現は、
余計なものをそぎ落とした“本質”だけを届けてくれる存在です。
年齢を重ねるほど絵本の奥行きに気付いていくんですよね。
デジタル機器に囲まれ心が疲れやすい現代の生活。
子供に読み聞かせながら。
または大人の自分時間に。
少しだけ、絵本の世界に入って癒されてみませんか?
系統別に、今回は笑える・楽しい系の絵本おすすめ3選をご紹介したいと思います。
1⃣ 作:よしながこうたく わんぱく小学校シリーズ
(給食番長、飼育係長、あいさつ団長、おそうじ隊長、ちこく姫、宿題ファイター、交通安全大王)






- 博多弁を活用したバイリンガル絵本シリーズです。
- 給食番長という作品では、給食を残さず食べる重要性を教える食育のテーマを持ちながら、子どもたちに笑いと感動を与える内容になっています。
- 特に、番長をはじめ様々なキャラクターが登場し、子どもたちに親しみやすい存在として描かれています。
- また、博多弁の語りが同時掲載されており、標準語と博多弁のバイリンガルで楽しむことができます。
このシリーズの特徴は、まず絵が独特で一度見たら忘れられないインパクトも持っていることと、
やはり博多弁のおもしろさではないでしょうか。
イントネーション込みでうまく読めたとき、子供が笑ってくれたときに感じる達成感。
よくよく見るとページの不思議な生き物がいたり、伏線となるキャラクターが実は描かれていたりと、
声を出して読んでも、じっくり眺めても楽しい絵本だと思います。
2⃣ 作:鈴木のりたけ ぼくの~シリーズ
(ぼくのおふろ、ぼくのトイレ、ぼくのふとん、ぼくのがっこう、ぼくのねこ)
- 鈴木のりたけの「ぼくの」シリーズは、子どもたちに新しい視界を提供する絵本作家の作品です。
- 彼の作品は、独特の視点と緻密な描写で、子どもたちに豊かな想像力を刺激します。
- シリーズの特徴は、日常をユーモアとアイデアで描き出すことにあります。
- キャラクターのしぐさやセリフをじっくり観察したりと、見方や読み方を変えれば何度でも楽しめます。
リズム感のある文章と、裏表紙のイラスト、ゲーム感覚で楽しめる探し絵。
実際こんなのあったらいいなと思うような数多いアイデアにワクワクします。
子供と一緒に「ここにいた!」とそれぞれのキャラクターを探すのに熱くなってしまいます。
3⃣ 作:キューライス ドン・ウッサシリーズ
(ドン・ウッサ そらをとぶ、ドン・ウッサ ダイエットだいさくせん!、ドン・ウッサ グッスリだいぼうけん!)


- ドン・ウッサは、親分思いのウサギで、子分たちとのコミカルなやりとりが特徴です。
- ドン・ウッサと子分たちの物語は、シュールな笑いと少し切ない雰囲気が織り交ざった独特の世界観が魅力です。
- 笑いは世代関係なく感じられ、ドン・ウッサのフォルムやレタリングも懐かしい感じがします。
- 読み聞かせは3歳ぐらいから、自分で読むなら5歳ぐらいからが目安です。ドン・ウッサシリーズは、キューライスさんの創作力の原点が感じられる作品で、家族全員で楽しめる絵本シリーズです。
私がこのシリーズで好きだと思うところはずばり“ゆるさ”です。
シュールな笑いもさることながら、絵本全体から感じる雰囲気に
読みながら毎回癒されています。
シンプルなのにクセになるおすすめのシリーズです!
まとめ
まず今回は笑える・楽しい系の絵本を3選ご紹介させていただきました。
ちょうど3つともシリーズものなので、
その中でもどれがお気に入りか読み比べてみるのもいいかも知れません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
