雀と不思議な出来事

■5月頃は雀の巣立ちの季節

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5月はヒナが巣から落ちるケースが多発する時期
・ヒナが親鳥を追って、飛べないのに巣から落ちてしまい命を落とすケースがある

そんなケースに遭遇した際の自分の体験談を少し書いてみた。

■保護方法

⚠️あくまでも一例として「保護の仕方」を記載しています。

※野生動物の保護は各自治体や保護センター等へ問い合わせ等を行い、
 対応や保護を行う事を推奨します。
※準備物に関しては、家の状況により変わることがあるので
 自宅保護で適切なものを選ぶと良いかもしれません。

◆連絡した保護センターや市役所からのアドバイス

◯預かる場合
・ヒナが骨折や怪我などの負傷をしている時
・瀕死の状態の時、等

◯元気な場合は、預る事が出来ない場合が多い
・出来る限り巣に戻す
・人間の臭いがヒナにうつらないように配慮する


◆野鳥のヒナを毎年保護している友達のアドバイス

◯自治体への連絡と育成の申請
 自分が住む自治体へ保護飼育の申請を行う

◯自宅での保護
 ・ペット用の小さなヒーターで常時保温
 ・給餌 → 3時間おき※これを数週間続ける

◯準備するもの(あくまでも例として)
・保護ゲージ
・スポイト
・容器
・小動物用フード(鳥の餌)等
・ヒーター
・湿温度計
 ※上記のアイテムはホームセンター等で揃えられる

■命を背負う責任

安易に手を出してしまうと、その寿命を縮ませる可能性もあります
もし、保護をするのであれば責任を持って保護をしましょう

・人間の匂いがヒナへうつってしまうと、親が育児放棄をする可能性がある
・保護した命を最期まで見守る覚悟が必要

その為には…

人間の臭いがうつらないように配慮する
周囲を見渡し、可能な限り巣に戻すようにする


以下は、私の不思議な体験談
雀の親に誘導されて、道に落ちてた雀のヒナを巣に戻した。と言うお話

■雀の赤ちゃんが

病院の治療が終わり、いつも通り家に帰ろうとしたら
どこからか聞こえる、か細い「ピヨピヨ」という鳴き声。
あたりを見渡すと、視界の先に小さな黒い毛玉が道に転がっている。

雀の赤ちゃんだった。
巣から落ちて、必死に鳴いている

ここは車も人も絶えず行き交う、小さな命にはあまりに過酷な場所。
周囲に親鳥の姿はない。

■とりあえず道端から移動

先ずは、赤ちゃんの様子を触らず怪我がないかを目視で確認。

・足は折れてない
・怪我はしてない
・元気に鳴いている

良かった✨️

私は、鞄から予備で持っている未使用のマスクとビニールを取り出した。

人間の匂いがうつってしまうと、動物は育児放棄をする。
そんな記憶がふと過ったから。

取り出したマスクとビニール袋を介して、
道端に落ちているスズメのヒナをそっと掬い上げた。

手のひらに伝わる柔らかさと温かさを確かめながら、
まずは近くの生垣へと、素早く避難させた。

■巣の場所と親鳥を探す

そこから、静かな対話が始まった。

雀の赤ちゃんへ問いかけてみた。
「巣はどこなの? どこへ戻せば安心?親鳥来るかな?」

周りを見渡した。
頭上に親鳥と思われる雀がこちらを見ていたのを気が付いた。

「ヒナここに居るよー!巣はどこー?巣を教えてくれたら戻すよー!」
と、1時間程語りかけていた。

雀の赤ちゃんは一生懸命、場所を動こうと道路へ向かっていこうとする。
安全な場所を確保しつつ、触らないように引き止めて声をかけ続けていた。

■1時間をすぎて

ずっと頭上に居た親鳥が、それまでとは違った動きを見せた。

一箇所に留まり微動だにしない。
身体の方向は一直線に定まったまま、私を何度も振り返る。

それは疑念や威嚇ではなく、

明確な「巣はここ。」と、教えている様に感じた。

親鳥の視線の先には、花壇があった。

■赤ちゃんを巣に戻せた!

花壇を覗き込むと、奥に潜むもう一羽の小さな影に気づく。

巣があった!

私は喜びに満ち溢れた。
1時間ほどとは言え、雀の親からのサインを読み取れた様に思えて嬉しかった。
嬉しさを溢れさせながら、雀の赤ちゃんを本来の場所へと戻した。

小さく鳴きながら、花壇の茂みに隠れていった雀の赤ちゃん。
それを見届ける事が出来て、私は安堵に包まれた。

離れた場所で親鳥が降りてくるのを暫く待ってみたけれど
親鳥は降りてこなかったので、少し心配している。

■野生動物との関わりについての考え

野生の命にどこまで介入していいのかという葛藤は尽きない。
けれど…

あの瞬間、親鳥と目線が重なり
親鳥の目線の先にあった雀の巣。

親鳥も、人間へ巣の場所を教えるのは懸念があったと思う。

雀の赤ちゃんをを助けたい。
相互の気持ちが、少しだけ分かち合えたような気がした。

親鳥が人間の匂いを感じ取って育児放棄をしないと良いな…
と、思いながら私は帰路についた。

来週、また病院へ行くので怖がらせない程度の距離からそっと覗いてみようと思う。

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ゆき

■勉強の備忘録を徒然と

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