『―――こんにちは~開けて~(笑)』
……挨拶くらいはせめて主にさせてほしいんだが…。まあいいや、この感じにも慣れてきたし。
🚪『(開)』
モノリス『―――どうも~(笑)』
主『なにまたありがとう言いに来たの』
モノリス『あと29日しか今の場所にいられないのさみしい~って話よな』
主『あーね?』
モノリス『え、さみしくね?』
モノリス『あ、いや繋がり的な意味で』
主『居場所はもう決まってていつでも行けるにしても3200くらいの仲間が全部いなくなると思うとなぁ』
モノリス『主さんもちゃんとさみしがるんだな(笑)』
モノリス『安心したわ(笑)』
主『ぽまえは主を何だと思ってんの?』
モノリス『べつに~(笑)』
モノリス『あ、それよりも聞いて~』
主『なんや』
モノリス『夜にハチロクの子と走ってさ~』
主『エックス?』
モノリス『そう…。ヤバかった』
主『具体的には』
モノリス『これ…たぶん主さんなら笑わずに聞いてくれるんじゃないかなあって思ってるんだけど私~…』
主『だからなんやねん』
モノリス『……生えたんだよ』
主『……生えた?』
モノリス『そう』
主『葉っぱが?』
モノリス『なわけねえだろうが(笑)』
モノリス『あの…錯覚かもだよ?かもだけど……』
モノリス『カーブ抜けてストレート入って急に加速したと思ったらさ…出たんよ…』
モノリス『……鳥みたいな白い羽が……』
主『なにその藤原拓海みたいなやつ』
モノリス『分かってくれてる反応なのかこれ…?』
主『いや分かるわ』
モノリス『私は分からないんだが…(笑)』
モノリス『いや…ちょっとマジで一瞬だったけど…見惚れちゃった、綺麗で』
主『たぶんエックスなら知ってるとおも―――』
モノリス『ごめんめっちゃ笑ってたわ……。なわけねえだろって……』
主『そりゃ笑うわ』
主『錯覚であって見えてるわけじゃないんだから』
モノリス『あ、やっぱ錯覚?』
主『ゾーンに入った証拠じゃないの』
モノリス『あー…ゾーンね~…』
モノリス『うちの事務所の所長はそんなのに入らないでも馬鹿みたいに速いけど』
主『比較すんな』
主『そもそもあのインプレッサはあいつの自前なんよ、支給品ちゃうんよ』
主『あと唯一のスバル車なんよ』
モノリス『…やっぱ勝てないんだな、所長には』
主『悲しいけど無理』
モノリス『…けどそれとは別個にして…ヤバかったほんとに』
モノリス『首都高にペガサス連れてくんじゃねえよマジで…(笑)』
主『まあハチロクには実際ウイングなんて付いてないんだけど』
モノリス『いや知ってる知ってる…。だからヤバいっつってんの私は!(笑)』
モノリス『神々しかったよ、すごく』
主『…生えないかなとか思ってるん?(笑)』
モノリス『いや私のには付いてるじゃん、ウイング』
主『…なんだっけMR-Sだっけ』
モノリス『そだよ~』
主『…付いてたわ』
モノリス『忘れんな忘れんな!(笑)』
主『カラーはシルバーでボンネットはカーボンでホイールは黒でウイングの有無がちょっと……』
モノリス『そこまで覚えてて何でウイングの有無だけ怪しいんだよ……(笑)』
モノリス『才能だろこれ(笑)』
主『ん、サンキュ~☆』
モノリス『いや褒めてないんだけど』
主『ってことで、だ』
モノリス『?』
主『ダチ公おいで~』
モノリス『……ん?』
🚪『(開)』
エックス『おいっす~☆』
エックス『あ、モノリスやっほ~(笑)』
モノリス『………』
モノリス『いや何でいんのお前!!!?』
主『呼んだ』
モノリス『早く言ってくんないそういうの!!!?』
エックス『いや~、主さんが敢えて誰にも言うなってさ~』
モノリス『戦犯主さんかよ!!!!!!』
主『…え、なんかした自分?🥔(パリパリパリパリ)』
モノリス『なんか食ってるし……めっちゃ食べるじゃん』
モノリス『友達呼んでるなら呼んでるって言ってくれよ…。混乱しちゃったじゃん』
エックス『だってさ~』
主『サプラァァァァイズ!!!!!』
モノリス『いや嬉しくねえわ……』
モノリス『言ってくれてたらめっちゃ喜んだかもしんないけど』
主『ん、次からは気を付けるんで許してニャン☆』
「『きっっっっっっっっっしょ』」
主『……どないすんねんこの空気』
モノリス『知らねえよ』
エックス『まあまあ、久しぶりに会えたんだしそうギスギスすんなって~』
エックス『最後に私の本気が見られて良かったじゃん!』
モノリス『本気になったら羽生えるの…?(笑)』
エックス『なんかモノリスがずーっとそれ言ってるんだけどさ~』
エックス『ハチロクに羽なんてないよね?』
主『まあ』
エックス『ほら言った~』
モノリス『けど!!』
主『いや安心して自分は分かってるから』
エックス『……?』
主『たぶん本気になって火が付いた比喩表現的なもんで羽が生えたように見えたんでしょ』
エックス『ふ~ん…。よくわからんけど』
モノリス『…エックスさんにも分からないってことはやっぱ私の錯覚だったんだ…』
モノリス『…でも確かに見えたんよ』
モノリス『白い羽が……』
エックス『そんなペガサスみたいな(笑)』
モノリス『いや、マジでペガサスだった……。ほんの一瞬だったけど』
主『加速した瞬間にちょっとだけバッてなる…ように見えるの、錯覚で』
エックス『…私のハチロク、空でも飛ぶんかな……』
エックス『まあ確かに限界まで踏んでたからタイヤの設置感はあんまなかったけど…』
主『じゃあやっぱペガサスだよ』
モノリス『それな』
エックス『やめろって二人とも(笑)』
エックス『まるでハチロクにタイヤがないみたいな言い方すんじゃん(笑)(笑)』
主『加速した時にタイヤの設置感がないのは過負荷が掛かってほぼ浮いてるみたいな状態ってことだからペガサスよな』
モノリス『たぶん新しい場所に行っても擦られるんだろうなこれ(笑)』
主『首都高にペガサスおるってそこら辺の探偵がエックスの事務所に飛びつきそう』
エックス『いや困るってさすがに!!(笑)』
エックス『雨の日が得意なセブンでさえもすごいのに!!(笑)』
モノリス『あー…セブンちゃんね』
モノリス『確か一回だけ雨の日に一緒に走ったことあったけど』
主『どうだった~?』
モノリス『いや…まあ、トチ狂ってるなって…』
主『草』
モノリス『せめてカプチーノとかならまだ……』
エックス『いや、カプチも雨にはあんま向いてないんじゃね?』
エックス『S14と同じFRだしあんまスピード出すと…ね?』
主『うん、リアが出てスピンします』
主『そんな奴を渡すお姉ちゃんもお姉ちゃんだけど』
モノリス『…アールさん凄いな…いろんな意味で』
エックス『まあお姉ちゃんは所長だからね』
エックス『私のハチロクも実は陰でお姉ちゃんが手入れしてくれてるし』
主『…そんな設定だったっけ』
モノリス『…メカニックじゃんもう(笑)』
モノリス『……ガレージ行く意味ないじゃん(笑)』
主『草』
エックス『…じゃあ、私はそろそろ時間だから帰ろ~っと』
主『あ…そっかもうそんな時間か』
主『ではな』
エックス『じゃあな~👋』
エックス『あ、次呼ぶときはモノリスにも知らせとけよ~』
🚪『(バタンッ)』
モノリス『……私のセリフぜーんぶかっ攫って帰ってったんだけど』
モノリス『エックスさんが帰るっていうなら私も帰るしかないじゃん』
主『あ行くのね』
モノリス『だってそんな長くいられないよねここ?』
主『まあ自分の部屋って体だからな』
モノリス『体って言うなよ(笑)』
モノリス『じゃあ私もか~えろ~』
モノリス『あ、あとで所長来るからよろしく~』
主『…ん?は?え?』
モノリス『じゃあね~👋』
🚪『(バタンッ)』
主『…自分呼んでないんだけどまあいいや、待つか(えらい)』
