日本の伝承や民間信仰における「妖怪」とは、人間の理解を超える不思議な現象や、科学で説明のつかない不気味な存在、化け物の総称です。京都は間違いなく日本で最も有名な「妖怪の伝承地(歴史的な魔界)」の一つです。もし妖怪がこの世に存在していたらあなたは会いに行きたいですか?私は、恐怖と好奇心が入り交ざっています。
妖怪の大行進 百鬼夜行
京都における「百鬼夜行(ひゃっきやぎょう・ひゃっきやこう)」とは、平安時代の夜、様々な姿をした妖怪や鬼、古道具の化け物たちが集団となって都の通りを大行進したという怪奇現象・伝説のことです。
当時の平安京の北の境界線であった「一条大路(現在の一条通)」を、長い距離にわたって大行進していました。平安京の都市の横幅は約4.5キロメートルありました。つまり、当時の百鬼夜行の化け物たちは、この数キロメートルにおよぶ長い通りを西から東へと、夜通し誇らしげに行進していたと考えられています。
結構長く行進していたんですね。妖怪は疲れないのでしょうか?
歴史や陰陽道の伝承に基づく「百鬼夜行」は、特定の季節に限らず1年中、毎月「決まった日にち(干支)」に発生するとされていました。ちなみに、平安時代の貴族たちはこの「夜行日」のスケジュールをカレンダー(暦)で把握しており、該当する日の夜は「遭遇すると死んでしまう」として、絶対に外出せず家に閉じこもっていた(物忌み)そうです。
主役である道具の妖怪(付喪神)たちが自分を捨てた人間への当てつけや自己主張として行進しており、陰陽道のバイオリズムによってあの世とこの世の境界が勝手に繋がる日に自然発生します。条件が揃った日に、お気に入りの姿で夜通しお祭り騒ぎを楽しんでいるのが本来の姿らしいです。
私も当時の人だったらその日は外に出たくないかもです。
岩手県で本物の妖怪に会えるかも
岩手県の金田一温泉にある「座敷わらし伝説の宿 緑風荘」は、日本で最も有名な座敷わらしのスポットです。伝説によると、 奥座敷の「槐(えんじゅ)の間」に、家の守り神となった「亀麿(かめまろ)」という男の子の座敷わらしが現れると言われています。ご利益として、 出会えたり気配を感じたりした人は、男性なら「出世」、女性なら「玉の輿」など、大変な幸運に恵まれるという噂から、政治家や芸能人も多く訪れる宿として有名です。
ドキドキして落ち着けないかもしれません。
