作者プロフィール

晴之木豊
初めまして、晴之木豊(はれのきゆたか)と申します。 絵や小説を書くことが好きです。ここでは主に小説を書いていけたらいいなと思います。 よろしくお願いします。
作品一覧
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不思議の国の冒険 第十六話
シロウサギに蹴り飛ばされたハンプティ・ダンプティは即座に己の手足を引っ込めた────卵である体の中に収納したのである。...
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不思議の国の冒険 第十五話
人間みたいに、目と鼻と口がある。その巨大な体にぐるりとネクタイを締めてある。両手には手袋を。両足には靴を。いつも胡座を...
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不思議の国の冒険 第十四話
「・・・危険ですよ?」 シロウサギは言った。相手がそんな事など十分理解しているだろう事を承知の上で。 「大...
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不思議の国の冒険 第十三話
「な・・・っ、何言ってるんですか!?貴女には関係ない事でしょう!?」 シロウサギは動揺のあまり叫んでしまった。彼...
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不思議の国の冒険 第十二話
「ねえ、一つ疑問なんだけど」 「はい」 「どうしてうさぎさんには女王の魔力が及ばないの?」 葉月は首...
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不思議の国の冒険 第十一話
「『自分の心の在り方をすべて彼女に任せっきりにしているこの国は、本当に正しいのだろうか』って・・・。 それに僕は...
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不思議の国の冒険 第十話
シロウサギは葉月が強引に話題を変えようとしている事を察したが、彼女の言う事ももっともかと受け入れた。 (ウサギで...
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不思議の国の冒険 第九話
「・・・弟?」 「そう。ちょっと色々あって弟が行方不明になっちゃってね。色んな場所を捜し歩いて、この国にはちょっ...
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不思議の国の冒険 第八話
「・・・おはようございます・・・・?」 意識が完全に覚醒しきっていないシロウサギは、はてこの少女は誰だっただろう...
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不思議の国の冒険 第七話
ニヤニヤ笑う三日月のような口はこう言った。 「シロウサギはこの国の女王の怒りを買った。そいつと一緒にいるとアンタ...
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不思議の国の冒険 第六話
シロウサギは薄暗い森の中へ着地し、少女を丁寧に降ろした。その直後、ぐらりと彼の体は傾ぎ、地に倒れた。恐らく力尽きたのだ...
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不思議の国の冒険 第五話
持ち前の大きな両足を遺憾なく使って大きく宙に跳び上がっては着地し、また助走をつけて地を蹴り、大きく跳び上がっては着地し...