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──蛇注意です。苦手な方は読み飛ばしても大丈夫です。
登場人物
『私』ことコロレ
祖母(故人。父方の祖母。手先も器用な方で、緑の手の持ち主でした。)
ミーコさん(サバトラのお嬢さん)
私が子供のころの話です。歴代の猫様で、印象に残ったミーコさんのお話をしたいと思います。
当時私はミーコさんと仲良くなりたくて、簡易的な猫じゃらしを作って遊んでいました。
細長い少し太めのひもを使って、蛇のように動かしたり、素早く動かしていました。
「──蛇を捕まえてくるから、やめなさい!」
と、祖母に注意されましたが、ミーコさんが楽しそうにしていたのでそのまま遊んでいました。
その日は何事もなく、一日が過ぎていきました。
──蛇捕まえてこなかったなぁ……。
その日は、半信半疑のまま次の日を迎えました。
次の日。見事にフラグを回収されました。トイレを済ませ玄関に向かうと、(昔の家なので、外にありました。)
ミーコさんが何かを口にくわえてこっちに向かってきました。
茶色いひもをくわえて軽快な足取りで、「とったどー」と言わんばかりに目が輝いていました。
時折ひも?が動いたので、よく見たら蛇でした。この日は刺激的な一日になりました。
この後、祖母に叱られましたが、懲りずに歴代猫様に簡易猫じゃらしで遊ばせましたが、
蛇を生きたまま連れてきたのは、ミーコさんだけだったと思います。
──個性の強い歴代猫様の話などを少しづつ乗せたいと思います。
ゆっくりと更新をお待ちいただけますと幸いです。
──それでは、他の記事でお会いできるのを楽しみにしております。