皆さんは入試というものに何を感じるだろうか?
当然、中学までは義務教育のため、皆公立を選んだ場合そのまま区域の中学まで進学するだろう。しかし、大学全入時代にも関わらず中学、もしくは小学校等私立、国立へ進学する例は増えている。特にここでは中学受験を主に取り上げたい。
まず男子、女子別学の場合[開成、筑駒、灘]が三冠と言われこれを全部制する為に主な塾は優秀な生徒を送り出す。サピックス、早稲田アカデミーなど有名な塾に通い、東大を目指す。更に女子御三家[桜蔭、女子学院、双葉]男子御三家[開成、麻布、武蔵]と名を連ねる。
中学受験は主に親の受験と言われる。母親などが一緒に勉強したり、教えたりすることも普通だからだ。しかし、早くから受験をし、私立国立に入るのはどのようなメリットがあるのだろうか。
まずエスカレーター式と言って、付属の高校大学がある場合は、ゆったりと学校の勉強をしながら、学生生活を謳歌することが出来る。しかし、内部進学をしないで他大学を受ける判断や、付属の大学に行く意識を示さなかった時、もう元には戻れず、他大学に落ちた状況では浪人も視野に入れなければならないこともある。三冠と言われる学校や御三家に入学したなど、鉄緑会という筑駒生が7割を占めるという塾が存在する。主に東大でも法学部、医学部を目指す生徒らが多く存在するが、そのレベルに行くだけでもかなり生徒は限られてくる。早稲田、慶応を私学のトップだとした時、MARCH,日東駒専大東亜帝国など様々なカテゴリーがある。果たしてあなたのお子様はどのような道に進むのだろうか。
どこの学校の門を叩こうと幸せな人生は何かは人によって様々である。最近は発達障害なども存在し優秀な学校を出ても仕事でつまずく例も多々ある。何が正解なのか?それは入試の問題を解くよりも難しく、人生の成功へと続く門は、どの学校の門に突き進むよりも狭く厳しいものだろう。