THRILL SHOCK SUSPENSE #20
2025年3月 変わらない評価を受ける名作推理ADVを紹介 愛及屋烏
都市伝説解体センター
Continuation from last page. 19-3 https://no-value.jp/column/88438/
前述
推理ADVという一大ジャンル。
日本では1983年の『ポートピア連続殺人事件』から幾星霜。
名作と呼ばれるゲームはFCやPS1のソフトであろうとも未だに上位を譲らない。
そんな中でも実際にプレイしてみて、おススメしたい作品を紹介したい。
自叙
前回購入したい、と言ってた通り入手(DL)したので改めての紹介。
やはり、2000円しないというのは強い。
概要
『都市伝説解体センター』は、インターネット上に飛び交ういくつかの都市伝説をテーマに、推理ミステリーの様なシナリオと、和階堂から続くサイケデリックなピクセルアートで紡ぐ、連続ドラマ形式のアドベンチャーゲーム。
和階堂真シリーズの墓場文庫による開発、集英社ゲームズから2025年2月13日に発売されたミステリーアドベンチャーゲーム。 発売記念で26日まで10%オフのセールを行っていた。
対応プラットフォームはNintendo Switch、PlayStation 5、Steam。
サイケデリックなピクセルアートと怪しげでキャッチーなシンセサイザーBGMが印象深い。グラフィックで4色しか使っていないのが信じられない程、色彩豊かでスタイリッシュ。
特に膨大な書き込み量のSNS調査パートの造り込みが凄い。
日本語を含めて13言語にローカライズされている。
主題歌は作詞作曲をMURASAKI、かたたかんなが歌唱した「奇々解体」。 各話の事件解決後のパートで流れ、サスペンスドラマの様なラストを演出する。
ゲームの発売と同時にコミカライズもリリースされた。 こちらの評価はイマイチだが、少女漫画版の連載が別に決まっているらしい。
プレイヤーは、主人公の『福来あざみ』として、現地での聞き込みと状況証拠、そしてSNSの書き込み等を集めながら、都市伝説の調査を行ううち、都市伝説の真相、そして怪異に遭遇した依頼者たちの過去を明らかにしていきます。
そして、”解体”の先にあなたを待ち受ける、予測不能な真実とは……?
あらすじ
生まれつき幽霊の様な変なモノが見える体質の女子大生・福来あざみは、「怪異でお困りの方!!」というポスターを見て、地下四階にある都市伝説解体センターを訪れる。
しかし、来客用だと思って座った椅子が『呪いの椅子』だとセンター長の廻屋に脅され、自力の調査を強要される。
調査の中、あざみは椅子をうっかり破壊してしまい、1000万円の借金を負う。
あざみの持つ特殊なスキル・念視に目を付けていた廻屋から、センターで働きながら借金を返済して欲しいと提案された彼女は、調査員として都市伝説の正体とその向こう側にある真実を追い求めてゆく。
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