2024年12月、SENDAI光のページェントと仙台のクリスマスの様子を撮影してきました。
光のページェントは1986年から始まった仙台の冬の一大イベントです。2024年度は、12月6日(金)〜12月25日(水)の20日間開催されていました。定禅寺通のケヤキ115本に、約45万球の電球が灯されました。
2024年は仙台駅、藤崎、一番町商店街、三越周辺、定禅寺通り、西公園に行ってきました。
【仙台駅】
仙台駅の東口には2つのツリーがありました。3階の渡り廊下から撮影してみました。

【藤崎】
藤崎にはクリスマスのショーウィンドウがありました。オーケストラがテーマの様です。ファンタジーの世界観が好きなのでとても素敵でした。

買い物の予定がなかったのでゲットできませんでしたが、紙袋もこちらのイラストが使われていたようです。
テーマに沿って、使われなくなった楽器が飾られたツリーもありました。楽器達の最後のステージがイメージだそうです。

ハイブランドのショーウィンドウもクリスマス仕様になっていました。

とても華やかです。
クリスマスの銀座やモンテーニュ通りの華やかなショーウィンドウにもいつか見に行ってみたいです。
【一番町商店街】
仙台駅周辺の商店街の中でも私の好きなイルミネーションが、ぶらんど〜む一番町商店街のイルミネーションです。11月下旬頃から2月14日まで開催されていました。



他にも仙台駅周辺の商店街ごとのクリスマスの装飾やイルミネーションを楽しむことができました。

長期間開催されている商店街が多いので買い物ついでに立ち寄ることができます。
【仙台三越周辺】
仙台三越がある一番町四丁目商店街も盛り上がっていました。初めて大型のツリーが設置され、イベントなどが行われていました。

通りではクリスマスビレッジも開催されていました。

2024年から勾当台公園が工事の為使用できなくなり、クリスマスマーケットが錦町公園で開催されることになりました。規模が拡大されていた様ですが、ページェント会場の定禅寺通りからは距離ができてしまったので、会場から近い三越周辺にも屋台ができたのは嬉しいです。
ライオン像もサンタの仮装をしていましたよ。

【定禅寺通り】
光のページェントの会場、定禅寺通りに到着しました。資金不足のため点灯区間は縮小されましたが、それでもケヤキ115本に灯されたあかりは圧倒的なスケールを感じました。一色に統一されたライトが美しいです。


頭上高く見上げても灯が。光のトンネルのようです。

展望デッキの上からも撮影しました。

300円以上の募金で貰える腕につけるひかヒングを持っていると、デッキに上がることができます。



こちらは同じ場所で色合いを変えて撮影してみました。

雰囲気がガラリと変わります。
ページェントが一分間だけ消えて、再点灯するイベントも行われていました。
あかりが灯ると会場からは大きな歓声が上がり、とても盛り上がりました。
定禅寺通りにはいくつか大きな窓の建物があります。メディアテークの窓にも光が反射してとてもきれいでした。

メディアテークの中からもページェントを見ることができます。6階から撮影しました。

階下にある図書館からは室内の明かりが反射して見えづらかったので、上階から眺めた方がきれいに見えました。椅子も設置してあるのでゆっくり談笑している方々もいました。休憩できる穴場スポットです。
そして、他の電球とは色が違う、見つけると幸せになれるという噂の“ピンクの電球”は残念ながら見つけることができませんでした。よく耳にするのが結婚式場の前にあるという噂です。近くを探してみたのですが見つけられませんでした。
ページェントの実行委員会のホームページを見てみると、把握していないと記載がありましたが、SNSを眺めてみると、「すぐに見つけた」「他の色も見つけた」「ほんとにあった」など、会場を訪れた方々の投稿がされていました。
さらに調べてみると、クリスロード商店街にも隠れピンク電球があるらしいですよ。また2025年にもチャレンジしたいです。
【会場循環バス】
期間中は仙台駅と各会場を循環する便利なバスが運行されていました。
私は、定禅寺通りを車内から一度眺めてみたかったので、定禅寺通りから西公園へ乗ってみました。
車内から見るページェントはまさに光のトンネルでした。
さらにスポットを巡るスタンプラリーも開催されていて、私もスタンプを集めてグッズを頂きました。

私世代にはお馴染みのキャラクターで嬉しかったです。
私は少しの距離だけ乗ってみましたが、仙台駅から乗る方や、会場から会場へ移動したい方にはとても便利だったと思います。車体は電気自動車でキャラクターがラッピングされたバスで特別な日に感じました。
他にも天井がオープンになっていて2階席からページェントを楽しめるバスツアーなども開催されていたようです。ゆっくり落ち着いて楽しみたい方に良いですね。
【西公園】
2023年までは勾当台公園にイルミネーションのフォトスポットがあったのですが、仙台市役所の建て替えに合わせて工事が始まっているので2024年は西公園で開催されていました。
まず目に入ったのがSLページェント号です。公園のシンボルの蒸気機関車がイルミネーションされていました。

光のトンネルへ飛び立っていくイメージだそうです。
こちらはスターライトキャッスルです。


物語に登場しそうなお城のイルミネーションや馬車と記念撮影ができます。
展望デッキと同じく、ひかヒングを持っているとフォトスポットエリアに入ることができます。
西公園のもう一つのシンボルの巨大こけしも光っていました。

青やピンクや緑に色が変化していて、迫力を感じました。
西公園エリアでは私が訪れた日には、パントマイムと歌のライブが行われていました。
飲み物や軽食も注文できるテントがあり、そこで行われていたライブを少し観てきました。会場は素敵な歌声と軽快なトークで拍手や歓声が上がっていました。
大きなクリスマスツリーも設置されていて、オーナメントに願い事を書くことができたので、私も書いてみました。

期間中は街の至る所で音楽コンサートなど様々なイベントも開催されていたようです。
百貨店には本場フィンランドからサンタさんがやってくるイベントも開催されていましたが、参加できなかったので次のチャンスがあればぜひ会ってみたいです。
【感想】

ピザ屋の配達員、ワンちゃんやお子さん、観光バスに乗っている方もクリスマスコスチュームに身を包んでいました。
混雑が予想される日に訪れたのですが、思っていたほど人が多くなく、ページェントもゆっくりと鑑賞できました。
私は年末年始の雰囲気が大好きなので、クリスマス独特のあのワクワクする雰囲気を満喫することができて良かったです。
一方で資金不足が心配されています。仙台の大事な風物詩が無くなってほしくないので街で見かけたら募金をしたいと思いました。
当日は暖かいインナーを着たりカイロを持参したりしたのですが、指先から冷えてとても寒かったので、来年は指先の対策をして行こうと思います。
2025年のページェントも楽しみです。