LSS #15-1

LATER SEQUELS SERIES #15

2025年7月  後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ  愛及屋烏

サガフロンティア2(1999)

サガフロンティア2 リマスター(2025)

前述

早過ぎた名作に時代が追いついたのか、

或いは『それ』に触れた人物が次代の作り手になる程の時間が経ったのか。

続いた作品が評価される保証はない。

でも、そこにある熱量が新しい波を作ることは、きっとある。

自叙

当時も後のアーカイブスも遊んだが、今回のリマスターは最高の出来。

リマスターで6000円近いのは強気だが、それぐらいの価値はある。

概要・1

『サガ フロンティア2』はスクウェア(現:スクウェア・エニックス)より、1999年4月1日に発売されたPlayStation用ソフト。                                                                            シリーズ最後のPlayStation版である。

廉価版が2002年3月20日にPS one Booksシリーズとして再発売。                                   また、2006年7月20日にアルティメットヒッツシリーズとして再々発売された。

2008年12月10日より、ゲームアーカイブスで配信されている。

『サガ』シリーズ8作目にしてサガ フロンティアシリーズの第2作目。

シリーズ全体の傾向として、基本的にシステムや世界観も毎回全て異なる為、                              『サガ フロンティア』というタイトル自体は引き継いでいるが、前作とは大きく異なるゲームになっている。

今作の舞台はサンダイルという術至上主義がまかり通る中世風の世界。

前作がGBサガ系のごった煮な世界観だったのに対し、本作はロマサガ系の中世風世界観に戻った。もちろん世界観の繋がりは全くない。

世界観変更に伴って作曲家が伊藤賢治氏から浜渦正志氏に変更され、曲調も随分と落ちついたもの・神秘的なものに変わった。

無能力者の追放、そこからの成り上がりという、ある意味で昨今の追放系作品のはしりの様な作品である。

あらすじ

世界に存在する全てに宿る『アニマ』。

それを用いた術が一般の生活においても当然の世界。                                 東大陸フィニー国に生まれた、王族であるにも関わらず『アニマ』の素養を一切もたなかった『ギュスターヴ13世』。

そして、その歴史の裏。

強大な力を秘めた過去の遺物・クヴェル。                                              その内の一つ『エッグ』との因縁に巻き込まれ、両親を失ったディガーの少年『ウィリアム・ナイツ』。

彼等の約100年に及ぶ物語を両者の視点から描く。

to be next page. 15-2 https://no-value.jp/column/109754/

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愛及屋烏

ゲーム好き、小説好き、アニメ好き、三役揃いの物書きの端くれ。 ピンチに陥っても、それはそれで気楽にやるタイプ。 ●好きな言葉:続編・クロスオーバー・オールスター・アンサーソング・データ引継ぎ ●好きなゲーム:DQ・軌跡&イース・スパロボ・ゼルダ・神宮寺・逆裁・ラチェクラ ●好きなサブカル:ロボ全般・特撮全般・少、青年誌系 ●好きなドラマ:科捜研・相棒・CSI・キャッスル・十津川警部・赤い霊柩車 ●利用ソシャゲ:へプバン・ギアスロススト・Dr.STバトクラ・シンフォギアXD・スパロボDD・うたわれLF・ギター少女・勇者の飯 ●経歴:宮城出身、30代、なろう出版経験有 ●現在:脳梗塞療養にともないリハビリ&失業中

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