LATER SEQUELS SERIES #14
2025年4月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
戦姫絶唱シンフォギア(2012)
戦姫絶唱シンフォギアG(2013)
戦姫絶唱シンフォギアGX(2015)
戦姫絶唱シンフォギアXD(2017~2024)
戦姫絶唱シンフォギアAXZ(2017)
戦姫絶唱シンフォギアXV(2019)
Continuation from last page. 14-8 https://no-value.jp/column/108684/
月読調
CV.南條愛乃
「私を変えてくれた人がいる。私を強くしてくれた人がいる……
簡単には負けられない!」
来歴
武装組織フィーネに属し、マリア・カデンツァヴナ・イヴや暁切歌達と行動を共にする装者の1人。
F.I.S.時代から、身寄りのない自分達に優しくしてくれたマリアを慕い、彼女を想うからこそ、自らギアを纏って戦う覚悟を決めている。だが、その一方で誰かの痛みを知らない人間が形だけの善意を振りかざす事には否定の念を抱き、同時に誰かの日常が壊されるのを嫌う。
その為、「ルナアタック」から世界を救った『英雄』と呼ばれる立花響に対し、強い不信と憎しみを抱き、彼女と対峙した際には「偽善者」と激しく痛罵する。
最も、この時の調や切歌は、見返りを求める事なく身を削って戦える響の人柄や意志の強さ等を知る由も無かったので、「偽善者」発言に正当性があるとは全く言えない。 むしろ、「皆を助けたいと言うのなら、何故苦しんでいた自分達を助けてくれなかったんだ?」という憤りや、「自分達がなりたくてもなれなかった『英雄』になっていた彼女を言い負かして、自分達が正しい事を証明してやりたい」という幼稚な嫉妬心から出た発言※ともいえる。
しかし、心情に反してマリアはノイズを操って躊躇なく人命を奪うウェル博士の強硬路線に同調し、彼女達の間違いを正す為に敢えて組織を離反。 その結果、二課に身柄を確保されるが、響に諭された事もあって二課と共同戦線を取る道を選び、最終決戦においては、響らに協力して戦いに参加。一連の事件を終結へと導いている。
なお、フロンティア事変の終盤に於いて、親友であり相棒の暁切歌と刃を交える事になってしまうが、その戦いの最中でフィーネの魂を宿していた事が判明している。 しかし、フィーネは彼女の人格を支配し、再び表舞台に立つ気はなく、積極的に行動する事はなかった。
ちなみに、実際に判明する以前にも、初対面のはずの風鳴弦十郎に「相変わらずなのね」と発言したり、「胸の歌を、信じなさい」という、かつてフィーネが響に向けた言葉を口にする(しかもこの際、瞳の色が普段の暗めのピンクから、フィーネと同じ金色に変化していた)等、フィーネ自身にその気がなくとも無意識下で影響が出ていたと思わしき描写があった。
フィーネの魂自体は、自分がフィーネとして覚醒すると思っていた切歌が、自らイガリマを突き立て自刃しようとした際に間に割って入った際、フィーネの魂が調の代わりにイガリマのダメージを引き受けた事により、消滅した。
二課との戦いでは響との対戦カードが多く、徒手空拳と巨大な刃物という見た目の対比以上に、ひたすらに善意を投げかける響と、その姿勢に一方的に嫌悪感を抱く調という、心の対決が強調的に描かれた。
※後に完全に和解をするが、それまでの間に一般家庭出身で平和な境遇な筈の響の地獄の様なエピソードが垣間見えるにつれ、この時の発言を心底後悔する羽目になっている。
キャラクター解説
『戦姫絶唱シンフォギアG』より登場。
大人しそうな外見とは裏腹に、目的達成の為ならば大胆な作戦を迷わず遂行する等、手段を選ばずに動く性格である。
想定外の事態を荒事で解決しようとする事もあるが、その度にパートナーである暁切歌に適切にフォローされていることが多い。(ただ、シリーズを経る毎に調がツッコミに回る事も多くなっている)
初戦で響達の放った絶唱の光を綺麗と表現し、秋桜祭に湧くリディアン音楽院に潜入した際には雪音クリスの歌声に頬を赤らめるなど、自分の感性には素直。
また、カップ麺を調理した際に味見をして「思った通りの味が出た」と謎の発言したり、育ちはF.I.S.=アメリカであるにも関わらず、「おさんどん」という日本の古い言葉を知っている等、一般的な認識に対するズレが大きい。 後々、メンバーの中でも「おさんどん」担当として料理に邁進する事にはなる。 平和な並行世界を舞台にしたスピンオフで、彼女が主役のグルメ漫画『戦姫完食シンフォギア〜調めし〜』という作品も存在する。
F.I.S.に来る以前の経歴は不明で、現在の『月読調』という名前は研究所で便宜的に付けられた仮名。
名前の由来は所持品の中に含まれていた調神社のお守りから(『つき』と読む『調』→月と読む調→月読調)だが、『AXZ』ではその神社の宮司との血縁関係が示唆されており、その後日談に相当する『XD』のイベント『夕暮れに舞う巫女』でもその部分に触れられている。
本当に彼女が調神社の宮司の孫娘であるならば、彼女は十年以上前に起きた、とある事故の生存者の一人という事になるが…。彼女には両親から授かった本名が別に存在している事になる。 彼女がF.I.S.に連れてこられた時点で、それまでの記憶を何らかの心的外傷が理由で失っている描写も示唆されている。
もし、上記の通り調が調神社の宮司さんの孫だとしたらフィーネの魂を宿し、次のフィーネたる存在に選ばれたのも、ある意味必然とも言える運命だったのかも知れない。
SG-i01 Shul shagana 鏖鋸・シュルシャガナ
Various shul shagana tron(純真は突き立つ牙となり)
日本政府の管理外にあるノーナンバリングのギア。メインカラーはピンク。 身体の末端が大きな、人形のような姿に変身する。 ちなみにどのシリーズでもインナーの模様は切歌とおそろい。
アームドギアは、魂を断つイガリマとは対照的に肉体を切り刻む丸ノコ。 通常はヘッドギアにマウントされたコンテナ(ツインテールを包む様に付いている)に収納されており、状況に応じて様々な形の刃を繰り出す。
また、脚部にローラーを備え、地上をスケートの要領で高速かつ自在に移動する事が出来る他、回転鋸に変形して切り裂く攻撃も可能。傾向として、手数の多い面制圧に優れた技や機動力の高い技が多い。 特に『非常Σ式・禁月輪』は脚部・頭部から体の周囲に円形のブレードを縦向きに展開し、回転しながら突撃する技なのだが、一輪バイクの様に地上の移動手段としても使え、他人を乗せる事も出来るので劇中での使用頻度は高い。
絶唱の使用時には全身の刃を展開し、無限軌道に由来する果てしなき斬撃を繰り出す。しかし、調もまたマリアや切歌同様に「LiNKER」を服用しており、ギアの展開時間に制限がある。
そのモチーフとなったのは、シュメール神話における戦いの神『ザババ』の武器「赤の刃」。シュルシャガナという名前自体は、ザババと同一視され、合一したニンギルス神の息子達の名である。 切歌の緑の刃「イガリマ」とは対を成し、戦闘時の曲も似た曲調・歌詞を持つ。組織を離反し、切歌と直接対決に臨んだ際には、同じ伴奏が流れる中で、互いの歌を歌いながら激突した。
なお、フロンティア事変後は若干ながらも戦闘スタイルを変化させており、従来の装備に加えて新たにヨーヨーを装備する。
必殺技名は〇式+技名の様な形式で、以下の法則がある。
α式:投擲 β式:ヨーヨー攻撃 γ式:ツインテールでの直接攻撃(裏γ式は本数増加) Δ式:スカート部での攻撃 Σ式:足からの攻撃 緊急φ式:空中移動攻撃(また緊急は緊急離脱に使用可能という意味を持つ) 終Ω式:XDモード用攻撃
月読調・ソロ楽曲(XD除く)
塵鋸・シュルシャガナ
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:菊田大介 / 歌:南條愛乃
PRACTICE MODE
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:菊田大介 / 歌:南條愛乃
ジェノサイドソウ・ヘヴン
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:岩橋星実 / 歌:南條愛乃
SENSE OF DISTANCE
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:岩橋星実 / 歌:南條愛乃
メロディアス・ムーンライト
作詞:上松範康 / 作曲:母里治樹 / 編曲:岩橋星実 / 歌:南條愛乃
Draft folder
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:末益涼太 / 歌:南條愛乃
未熟少女Buttagiri!
作詞:上松範康 / 作曲:菊田大介 / 編曲:笠井雄太 / 歌:南條愛乃
君が泣かない世界に
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:笠井雄太 / 歌:南條愛乃
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