④3月:アイオライト【真実、知性、洞察力】
アイオライトは、青紫色の美しい多色性を持つ宝石です。その名前は、ギリシャ語で青紫色を意味するios(イオス)、石を意味するlithos(リソス)に由来します。見る角度によっては、色が変わる神秘的な輝きが特徴的となっています。アイオライトの最大の特徴なのが、見る角度によって色が変化する多色性、青紫色~灰黄色で、淡青色、無色へと変化する様子は神秘的になります。その多色性から連想される「ビジョンの石」としては力強い意味合いから、内なる直感力を高め、迷った時の道しるべとなる意味があると考えられていたのです。ヨーロッパでは結婚する娘の幸せを願って贈る風習があるのです。3月の新しい誕生石に加わったアイオライトは、鉱物学者ルイ・コルディエの誕生石にちなんで選ばれたのです。他の3月の誕生石でもあるブラットストーン・珊瑚・アクアマリンと組み合わせれば、より強力な守護石となります。
①4月:ダイヤモンド【永遠の愛、純潔、無垢】
ダイヤモンドは、地球上で最も硬い天然鉱物として知られています。また、高い伝導率があって、熱を逃がしやすい特徴から、ダイヤモンドは切削工具、研磨剤、半導体の基板などの産業分野でも活用されているのです。無色透明のダイヤモンドは、光の屈折率が高いため、とても美しい輝きを放っています。この輝きから、ダイヤモンドは永遠の愛・絆・純潔の象徴とされ、結婚指輪の定番石として高い人気となっています。また、良縁をもたらす力、困難に打ち勝つ強さを授ける力があると考えられています。他にも様々な文化圏で、ダイヤモンドは不死性、勝利、勇気、幸運などの意味が込められています。希少性が高く、美しい輝きを放つダイヤモンドは、人々を魅了し世界中で愛される宝石の一つとなっています。
②4月:モルガナイト【愛情、優しさ、寛容】
モルガナイトは、ベリル(縁柱石)の一種で、マンガンを含むことでピンク~パープルがかった赤みのある色合いを持っています。その優しいピンク色は、日本の春を象徴する桜を連想させます。モルガナイトは“愛”を象徴する石とされており、愛情深く思いやりのある性格の持ち主を守り、導くと考えられます。恋愛面では自己愛、他者愛のバランスを整え、幸せな結婚生活へと導いてくれます。家族運の向上、恋愛成就結婚願望の強い方におすすめの石となります。また、モルガナイトは心を癒し、穏やかな気持ちにさせる効果も期待できます。身に付けることで、ストレス解消、リラックス効果があり、落ち着いた気分で日々を過ごせます。