③8月:スピネル【成功、発展、目標達成】
スピネルは、様々な色を持っている宝石で、赤色、ピンク色、紫色、黄色など多彩なカラーバリエーションが特徴的になっています。特に、鮮やかな赤色のスピネルは「ルビー」、深紫色のスピネルは「サファイア」と間違われることが多くて、その美しさから王侯貴族に珍重されています。結晶の形が八面体であることから、ラテン語で「棘」を意味する「spina」に由来から名づけられています。スピネルは「挑戦や目標達成」の意味を持ち、エネルギーを活性化させ、夢や目標の実現をサポートしてくれることでしょう。また、既存の概念にとらわれることなく新しいアイデアを生み出すのにも適しています。
①9月:サファイア【誠実、慈愛、徳望】
サファイアは、コランダムと呼ばれる鉱山の一種で、美しい青色が特徴的な宝石となっています。名前の由来は、ギリシャ語で「青」を意味する「sappheiros(サッフェイロス)」とラテン語の「spphirus(サッピルス)」となっています。硬度が9と非常に硬く耐久性に優れ、希少性が高く、透明度が高く、光沢となります。ダイヤモンド、ルビー、エメラルドと並ぶ世界4大宝石の1つと数えられています。石言葉は、「誠実、愛情、徳望、不変」など、サファイアの澄んだ青色や硬度が高く、傷つきにくいことが由来になっています。また、心を鎮め集中力を高める作用や、真実を見抜く直感力、洞察力を高める効果があります。夫婦のきずなを深めることから、45周年の結婚記念日に贈る宝石と知られているのです。
②㋈:クンツァイト【無償の愛、無限の会い、純粋】
クンツァイトは、比較的新しい宝石となっています。1902年にカリフォルニアの鉱山で初めて見つかったのです。当時のティファニーの宝石学者ジョージ・フレデリック・クンツが、この未知の結晶を調査して、新しい品種の宝石であると特定したことから、クンツァイトと名前がついたのです。その美しいライラックピンクの色合いと、カリフォルニアで発見されたことから「カリフォルニア・アイリス」とも呼ばれています。クンツァイトは、「無償の愛、無限の愛、純粋さ、可憐」などの石言葉があります。その上品で繊細な色合いは、愛情と思いやりの気持ちを表現するのに最適な宝石と言えます。この石を身に着けると、心の平穏と成長を促し、豊かな人間関係と心地よい日々をもたらします。自分へのプレゼントや大切な方への贈り物として最適となっています。クンツァイトの美しいエネルギーと共に、普段は伝えられない言葉や感謝の気持ちを贈るといいでしょう。