今回は、プードルがなりやすい病気や対策などを書きたいと思います。
プードル:水中回収犬、鳥獣猟犬や愛玩犬として飼育されている犬種。JKC(ジャパンケンネルクラブ)の犬種標準で4つのサイズに分類されている。
プードルの種類
トイ・プードル:24~28cm 小型犬
ミニチュア・プードル:28~35cm 小型犬
スタンダード・プードル:45~60cm 中型犬
ミディアム・プードル:35~45cm 中型犬
ティーカップ・プードル:23cm前後 (JKC非公認)超小型犬
タイニー・プードル:25cm前後 (JKC非公認) 超小型犬

毛色
・黒
・ホワイト
・アプリコット(オレンジフォーン)
・ペールフォーン(クリーム、カフェオレ)
・レッド(レッドフォーン)
・ブラウン
・グレー(シルバー)

性格
・聡明
・警戒心が強い
・活動的
・しつけやすい
・誠実
・感覚鋭敏
平均寿命
12~15歳
注意が必要な病気
・膝蓋骨脱臼
・進行性網膜萎縮症(PRA)*1
・流涙症(りゅうるいしょう)
・レッグ・ペルテス・パーセス症 *2
・外耳炎
・白内障
・緑内障
・てんかん
・歯周病
*1 進行性網膜萎縮症(PRA):犬の眼疾患で、網膜が徐々に薄くなり、最終的に失明に至る遺伝子性疾患。
*2 レッグ・ペルテス・パーセス症:主に小型犬種において発生する大腿骨頭の非炎症性無菌性壊死。無菌性大腿骨頭壊死症、レッグ・ペルテス病とも呼ばれている。生後数か月から1年までに疼痛、跛行(はこう。片足を引きずるように歩くこと。)が生じる。
対策
・床にカーペットを敷くなど滑らないようにする
・爪切りや足裏の毛のカットで滑らないようにする
・高いところからジャンプをさせない
・日常生活の中で手足に極力負担が掛からないように注意が必要
・スキンシップを兼ねて定期的に耳掃除をしてあげる
・耳の中の毛が伸びてくると、耳の穴を塞いでしまう為耳の穴の毛も定期的に抜いてあげるようにする
飼いやすさ
愛くるしい見た目だけではなく、頭も良く忠実な為初めてペットを飼われる方も安心。知能が高くしつけもしやすいので、無駄吠えなども少ないといわれている。抜け毛や体臭が少ないためお部屋が汚れにくく、室内犬として飼いやすいことも人気の一つ。
運動は好きですが、小型犬(トイ・プードル)ということで広いスペースは必要がないため、集合住宅やワンルームマンションにお住まいの方でも、ワンちゃんがストレスを感じることなく暮らしていくことができる。運動量はさほど多くないので室内で運動が出来るようであれば、毎日の散歩も必要ないです。
抜け毛が少ない分、定期的にトリミングが必要となりますが、様々なヘアスタイルが楽しめる為おしゃれを楽しむ愛犬家が多いです。

{まとめ}
プードルについて調べてみましたが「カモを獲る犬」の意味のフランス語のカニシュが由来で鴨猟回収犬として泳いでいたことにびっくりしました。スタンダード・プードルはもともとリトリーバーとして主人が撃ち落とした鳥を回収するのに使われて、現在は介助犬として活躍しているということで飼い主に忠実で甘えられるときはとことん甘えるところが可愛いと思いました。