今回は、柴犬の「かかりやすい病気」や「対策」などについて書きたいと思います。
柴犬:日本原産の日本犬の一種。中型犬に分類されることがあるが一方、小型犬と見做されることも多い。「柴犬」という名前は中央高地で使われていたもので、昭和初期の日本犬保存会の会誌『日本犬』で用いられている。
柴犬の種類

・豆柴(まめしば):柴犬よりも小型でかわいらしいイメージ。

・信州柴(しんしゅうしば):個体数が多く、顔に丸みがあり体つきも丸みを帯びている。

・美濃柴(みのしば):毛色が全体的に明るく、非常に珍しい種類。

・山陰柴(さんいんしば):尻尾が上向きに立っていることが特徴で、ほとんど存在しない希少種。

・縄文柴(じょうもんしば):縄文時代の祖先犬に近い特徴を持ち、キツネのような顔立ちと引き締まった体つきが特徴。

・川上犬(かわかみいぬ):縄文犬に似た特徴を持つ、希少な犬種。
その他に、柴犬はミックス犬も存在し、柴プー(柴犬×プードル)、柴ビー(柴犬×ビーグル)、柴コーギー(柴犬×コーギー)、柴ラブ(柴犬×ラブラドールレトリバー)などがあります。
毛色

・赤柴:鮮やかな赤褐色が特徴。
・黒柴:黒と茶色の混ざった毛色を持つ種類で、黒っぽい色合いが特徴。
・胡麻柴:赤、黒、白の3色が混ざり合った毛色で、個体数が少ない希少種。
・白柴:白い毛色を持つ種類。
性格
・賢く勇敢な性格
・独立心があり、我慢強い反面、頑固
・忠実
平均寿命
12~15歳
かかりやすい病気
・アトピー性皮膚炎:食べ物や花粉、ハウスダストなどに対するアレルギー反応で皮膚に炎症がおこる病気
・緑内障:眼球内の圧が高くなり、視力低下や失明につながる可能性がある。
・膝蓋骨脱臼(パテラ):膝のお皿が外れる病気。特に若齢期に発症しやすい。
・心室中隔欠損症:心臓の壁に穴が開き、運動するとすぐ疲れる、咳、呼吸困難などの症状が出る。
・外耳炎:耳の病気で、特にアレルギー体質の子は発症しやすい。
その他に
・消化器系の病気(膀胱炎など)
・甲状腺機能低下症
・認知症 などがある。
対策
・アレルギー体質の子は特に皮膚のケアをしっかり行う:定期的なブラッシング、シャンプー、アレルゲンを避ける環境作りなどが重要!
・定期的な健康診断を受けること:早期発見・早期治療につながる。
・食事に気を配る:獣医師と相談して、アレルギーを起こしにくい食事を選ぶことが大切。
・運動不足にならないように散歩などを行う:運動不足は、様々な病気を引き起こす可能性がある
・ストレスを溜めないようにする:柴犬は活発な犬種なので、十分な運動と遊びでストレスを解消してあげましょう。
・ペット保険に加入することも検討する:治療費が予想外に高額になる可能性もあるため
飼いやすさ
環境への順応性があり、飼い主や家族に対して忠誠心を持つため、初心者でも飼いやすい犬種とされているが警戒心が強いという特徴もあるため、適切な飼育と訓練が必要。
知らない人や環境の変化に神経質になりやすく、独立心が強いため飼い主に過度に依存させないように注意が必要。頑固な面もあるため、しつけは根気強く行う必要あり。
{まとめ}
今回柴犬について調べてみて、柴犬と言ってもいろんな種類がいるんだと初めて知りました。縄文犬や上川犬、色んなミックス犬に会ってみたいです!
どの犬種でも言えることは「ペット保険に入っていた方が安心する」というのと、最近は犬種ごとのペットフードが出ていて柴犬でもアレルギー対応しているものや栄養バランスを重視しているペットフードもあるため獣医師と話をしたり、ブリーダー・ペットショップで使っていたフードを使うなど対策ができるので、飼い主が気を付けて行かないといけないなと思いました。