ポメラニアン編

今回は、ポメラニアンの「かかりやすい病気」や「対策」などについて書きます。

ポメラニアン:ポメラニアンという名称は、バルト海に面しドイツ北東部からポーランド北西部にまたがるポメラニア地方にちなんでいる。ドイツで中型のスピッツから品種改良を重ねることで小型化し、誕生した犬種。

ポメラニアンの体高や体重

 標準体高は20cm前後、体重は2~3kg

毛色

・オレンジ

・クリーム

・ホワイト

・ブラック

・レッド

・ブラック&タン

性格

・遊び好き

・聡明

・外向的

・溌剌(はつらつ):生き生きとして元気のよい様子、動作や表情が活発な状態

・友好的

・活動的

・社交的

平均寿命

12~16歳

かかりやすい病気

膝蓋骨脱臼(パテラ):膝の骨がずれてしまう病気。

脱毛症X(毛周期停止):原因不明の毛の成長周期が止まる病気。毛に艶がなくなり、頭や四肢以外の毛が抜けることもある。

気管虚脱:気管が潰れてしまう病気。咳やガーガーという呼吸音が特徴で、重症化すると呼吸困難になることもある。

流涙症:目から涙があふれて、涙やけを起こす病気。細菌感染による皮膚炎などを併発する可能性がある。

水頭症:頭の中の脳脊髄液が溜まってしまう病気。聴覚障害、視覚障害、てんかん発作、旋回運動(一方向くるくる回る行動)などの症状が見られる。

僧帽弁閉鎖不全症(MR):心臓の弁が閉まりきらなくなる病気。呼吸困難、チアノーゼ、失神などの症状が見られることがある。

グリコーゲン貯蔵症(糖原病):肝臓にグリコーゲンが異常に蓄積する病気。嘔吐、筋虚弱、肝肥大、腎肥大、血糖値の低下などにより、けいれんや神経障害を起こし起立困難になることもある。

対策

定期的な健康診断:年に1回、またはシニア期に入った場合は半年に1回、健康診断を受診しましょう。総合血液検査や全身の健康状態をチェックしてもらい、病気の早期発見や予防につながります。

肥満の予防:ポメラニアンは肥満になりやすく、関節に負担をかけるため適切な食事管理と運動を行う。肥満は膝蓋骨脱臼などの病気を悪化させる可能性がある。

関節への負担を減らす:フローリングや階段など膝に負担がかかる場所には、絨毯やマットを敷き衝撃を和らげましょう。高い場所からの飛び降りや膝に負担がかかる運動を避け、水中運動は膝への負担を軽減しながら運動できるのでおすすめ!

被毛の手入れ:抜け毛が多く、被毛の中にノミやダニが潜んでいる可能性があるため、毎日ブラッシングを行いましょう!被毛が絡まって毛玉ができた場合は、トリマーによる専門的なケアが必要になる場合があり、換毛期には飼い主自身でスリッカーブラシを使いアンダーコートを取るかトリマーにやってもらうようにしましょう。

日々の健康管理:狂犬病ワクチンと混合ワクチンを定期的に接種し、感染予防に努めましょう。犬フィラリア症予防やノミ・マダニ対策も忘れず行い、健康状態に変化がないか毎日観察し(少しでも)気になる症状が見られたら、すぐに獣医師に相談をしましょう!

飼いやすさ

 小型で室内飼育に適しており、初心者にも買いやすい犬種とされていて、賢く学習能力が高いためしつけも比較的容易。ただし、吠えやすく警戒心が強いため、静かな環境を好む人やご近所への配慮が必要な人は注意が必要です!

{まとめ}

 長毛のため毛玉になりやすいことやノミやマダニ対策として、毎日のブラッシングが必要だということは知っていましたが、バリカンを使用してカットすると皮膚病や毛が伸びないリスクもあるので「バリカンは使わないでほしい」という一言や写真を見せながらオーダーすることが大事なのではと思いました。

万が一、カットに失敗してしまうとふわふわに戻るのに数年かかってしまったり、すっかり元通りにはならないので…。その為、部分カット(お尻周りや耳の毛のみなど)やナチュラルカット、たぬきカットなどあまり毛を切らない可愛らしいカットもあるので、事前に調べることも大事だと思いました。

  • 1
  • 0
  • 1

璃亞家

精神疾患(解離性同一性障害、パニック障害、適応障害、うつ病、解離性健忘)とASDを持っている、ハンドメイドや歌うのが好きでよくゲーム(switch、スマホ)をしながら歌っています!いろいろ書いていきますので、よろしくお願いします!!

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内