竹取物語 星 新一
※これから読みたい方はネタバレがあるので注意してください。
竹取物語を読んで感じたこと。
その前にこの本は買ってきた本ではなく。
家の近くにある福沢市民センターでバザーをしていたときに
無料でもらった物だからです。
この小説本は古本です。
昭和62年8月10日に 初版発行された物です。
小説を読んでいて中身はこども絵本と同じ感じかな❓と思いきや。
毎回ページの最後の所に。『ちょっとひと息』という場面があり。
これは❓と読み進めてみると解説ぽい書き方でわかりやすかったことです。
表紙は【源氏物語絵巻】みたいです。
読む人を誘いこんでいく本。
{内容}
かぐや姫が地球人ではなく、天空の彼方の人であった。
月の彼方の人です。
現代で言うとUFOとか宇宙人とか。
騒がれているみたいな感じです。
いわゆる愛のファンタジーか❓
私的にはミステリアスか⁈のような。
ただ。かぐや姫が最初。竹の中から誕生。
おじいさんとおばあさんに大切に育てられ
そして美しい大人になり。
かぐや姫がどんなに美しい女性なのだろうと5人の男性が現れる。
石作りの皇子。庫持の皇子。右大臣の阿部の御主人。
大納言の大伴の御行。中納言の石上の麻呂足。
身分の高くていい人達に、手紙や和歌。
あれやこれやと次々とアピールしてきても。
断りの返事の始末。
最後には1番上の帝。と言う人物が登場してきます。
その帝がどうしてもかぐや姫にお逢いしたくて
おじいさんに頼んで。かぐや姫にやっとの事で了承を得た。
かぐや姫の居るおじいさんの自宅へ。
帝が付人を付けてやって来ました。
そして帝は自分の傍において置きたく。
かぐや姫に宮使えさせたく頼んでみたが、断られた。
おじいさんはどうしてもかぐや姫を月へ帰らせたくなくて。
おじいさんは帝の付人や兵士を何人も自宅に呼んで。
おじいさんの自宅前の外や部屋の前に着いた。
けれどもやはり『天空の月の人の力』には、かなわなくて。
結局の所残念ながら『天空の月へ』と帰ることになってしまう場面が
泣きそうになりました。
50年ぶりに大人の竹取物語を読んで見るのと
幼き頃に絵本で竹取物語を読んで比較してみると、
絵本の方が好きで読み易いと感じてしまう本になりました。
