LATER SEQUELS SERIES #14
2025年6月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
戦姫絶唱シンフォギア(2012)
戦姫絶唱シンフォギアG(2013)
戦姫絶唱シンフォギアGX(2015)
戦姫絶唱シンフォギアXD(2017~2024)
戦姫絶唱シンフォギアAXZ(2017)
戦姫絶唱シンフォギアXV(2019)
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アマルガム
シリーズの第五期・戦姫絶唱シンフォギアXV第4話にて登場した決戦機能。
前作の最終決戦において、ギアがリビルドされた際に組み込まれた。
サンジェルマンの遺したラピス・フィロソフィカスのエネルギーがシンフォギアと融け合う事で偶発的に誕生した経緯があり『アマルガム』というエルフナインが付けた名称も錬金術的な合金から取られている。
第8話までは法案上の禁止行為に分類されるものとして使用制限がかけられていたが、第9話にて風鳴八紘の根回しにより使用制限は解除された。
ギアのエネルギーを分解・再構成する事により、極端なパラメーターバランスの振り分けを行う。なので系統としては、パワーアップというよりは仮面ライダーのフォームチェンジに近い。
第一段階の「コクーン」は黄金のバリアフィールドで身を鎧う防御重視の形態。そこから派生する第二段階「イマージュ」は、高出力のアームドギアを形成する攻撃重視の形態である。
ギアのリビルドの際に失われた、イグナイトモジュールに替わる決戦機能として期待されているが、単純なパワーアップではない為、使い所を選ぶ。
また、ギアのエネルギーを武器とバリアのどちらかに極端に振り分けている為、プロテクター類は消滅もしくは小型化。 アームドギア以外のメカ的なパーツはほとんど見られない。その代わり、衣装はニチアサのヒーローを彷彿とさせるデザインに変化しており、露出度は通常形態よりも低下した。
立花響 ver.
両肩から巨大な黄金の腕が生える。が、相変わらず槍にはならない。
どれだけパワーアップしても、響の武器はやはり拳なのであった。
形成された黄金の拳はドリルの様に回転させ、攻撃力を上げられる他、ロケットパンチとして飛ばす事も可能である。
初登場は第4話。ノーブルレッドの猛攻で装者達が危機に陥った時、混濁する意識の中で響はサンジェルマンと出会い、叱咤される。そして、かつて繋げなかった手を取り合った直後にアマルガムは発動した。
これがただの「いい話」なのか、実際に発動に関係しているのかは不明。 公式サイトの用語解説では、サンジェルマン達の記憶がラピス経由でギアに転移している可能性が示唆されている。
なお、他5名のギアも響と同時にアマルガムへと変化したが、響のみがイマージュ形態となっていた。直後のノーブルレッドとの戦闘も響1人で行い、相手の疲労や実力不足があったとはいえ、1対3の状況で圧倒している。
風鳴翼 ver.
七支刀の様な状態から、片翼状の刀に変化させ炎を纏う。
初登場は響と同じ第4話だが、本格的に戦闘に使用したのは第9話から。
実父・訃堂の放つ凶弾を育ての父八紘に庇われ、人には守るべき価値がある事を諭され戦意を取り戻した際に発動。
それまでの劣勢を覆し(弦十郎との戦いの消耗も合わせて)訃堂の命とも言うべき、愛刀・群蜘蛛を折る事に成功。 その勢いのままに訃堂に斬りかかろうとする(訃堂も敢えて斬られる事で翼を護国の鬼と完成させようとした)が、弦十郎が身を挺して防ぎ、護国の鬼とはならずに済んだ。
月読調 ver.
アームドギアは盾の形状。 刃を仕込んだ巨大ヨーヨーとしたり、二期でのXDモードで披露した謎ロボット「終Ω式・ディストピア」に近い形状に変形させたりする事も可能。 忘れられがちだが、シュルシャガナは鋸の聖遺物であって、盾でもヨーヨーでもロボットの聖遺物でもない。
また、糸を繰る事でイガリマと合体させ、巨大トラバサミへと変形させた。
初登場は響と同じ第4話だが、本格的に戦闘に使用したのは第10話。
暁切歌 ver.
いくつもの刃が連なってできた鎌を武器とする。
アームドギアを投擲する事で刃を分裂、変形したシュルシャガナのアームドギアと合体させ、巨大なトラバサミを形成する事もできる。
トラバサミを操る際は切歌も調と共に糸を操作して敵を捕らえる。
初登場は響と同じ第4話だが、本格的に戦闘に使用したのは第10話。
種子島宇宙センターのロケット攻防戦で、完全な怪物と化したエルザとの対決で発動。調とのトラバサミを使ったユニゾン攻撃「ポリフィリム挟恋夢」でエルザを打ち破った。
マリア・カデンツァヴナ・イヴ ver.
アームドギアの形状は伸縮自在のドラゴンの腕。 電撃殺虫ラケットのような形状に変形させることも可能。
出自に準えてか、6人の中で唯一左手からアームドギアを形成する。
初登場は響と同じ第4話だが、本格的に戦闘に使用したのは第11話。
月遺跡にて、同じくアマルガムを発動させた翼とユニゾンし「至高善・薔薇X字」でミラアルクを撃退。ライブを破壊したミラアルクをかつてのライブの歌で打倒するという意趣返しを果たす。
雪音クリス ver.
アームドギアの形状は大ぶりな弓。
初登場は響と同じ第4話だが、本格的に戦闘に使用したのは第12話。
月遺跡にて、ヴァネッサとの対決に使用。
発射した矢の先端にヴァネッサのビームを防ぐリフレクターを展開させるという攻防一体の技を披露。
さらに、類似技 「∀∀デ・レ・メタリカ」を放ち、ノーブルレッドの3人が遺跡の外へ吸い出されるのを阻止した。
スフォルツァンドの残響
不要無用と打ち棄てられた、想い出がここに残響する
「スフォルツァンドの残響」はシンフォギアXVの第7話にて復活を遂げた、三期ラスボス、キャロル・マールス・ディーンハイムの高くつく歌。 例の如くキャラソン枠ではなく、円盤特典なのでガチで高くつく。
ノーブルレッド達は神の力・アヌンナキ「シェム・ハ」を目覚めさせる為、廃棄されたオートスコアラーに残るエネルギーを使おうとしていた。
残されていたオートスコアラーの認証を突破するには、キャロルの身体が必要であった為、ノーブルレッドはエルフナインを未来と共に拉致、ミラアルクの刻印掌握による洗脳を受けたエルフナインは認証を突破してしまう。
そして、用済みとなったエルフナインは、そのまま心を破壊されそうになるも、キャロルの意識が一時的に復活し、刻印掌握を跳ね除けそのまま気絶。
その後、ヴァネッサにより再び始末されそうになるも、使用された廃棄躯体の中にいた終末の四騎士達が救援に現れる。 彼女達の助力を得て、囚われた未来を救う為にエルフナインは奔走。
敵の足止めを買って出たオートスコアラー達は奮戦するも、ノーブルレッドとのスペック差(全盛期の状態ではなかったのが大きい)により敗北。
エルフナインにトドメを刺そうとするノーブルレッド。 今度こそ絶体絶命かと思われたが、「僕がみんなのためにできることは!」とそれでもと抗うエルフナインの内からダウルダブラと共にキャロルが復活を果たす。 (しかも新キャラソン、黒バックのエンドクレジット付きという超豪華仕様で)
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